日々好日

今日も好い一日でした。
明日も気持ちの良い日でありますように・・

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今日は大晦日、今NHKの紅白では川中美幸が「ふたり酒」を歌っています。
関東地方は有り難いことにお天気が続き予報では明日の元旦も晴天のようです。
年末恒例で昨日は昆布巻きをつくり、今日は天婦羅(かき揚)を揚げ、年越しそばを
食べて一段落したところです。
明日から新しい年が始まりますが、どんな年になるのか全く見当がつきません。

景気はいっこうに良くなる気配がありませんし、政府も迷走続きで全く困ったものです。
期待していた「国家戦略局(室)」は鳴かず飛ばずで存在感もありません。
何れにしても景気の回復と、沖縄の米軍基地移設問題は早急に解決すべき問題です。
鳩山政権の「コンクリートから人へ」のキャッチフレーズは友愛精神からの発想だと思いま
すが、必要な公共工事は思い切って進めるべきです。景気の回復と雇用に繋がります。
エジプトのピラミットも最近では公共工事だったとの説が有力です。

与党がこんな状態なのに、野党自民党にも覇気がどこにも感じられません。
与野党が切磋琢磨してこの国を良くしていかなければならないと云うのに・・・。

こんな気持ちで年を越すのは近年無かったことです。
それでも、「来年は良い年でありますように」と祈らずにはいられません。
                                      2009.12.31(木)
真っ赤な実はサクランボのように見えますが「万両」の実です。(庭にて)
冬には赤い実をつける植物はマンリョウ(万両)の他にも沢山有ります。
センリョウ(千両)、オモト(万年青)、アオキ(青木)、ナンテン(南天)、 ピラカンサス、
クロガネモチ(黒鉄黐)などなど・・
この頃になると「ヒヨドリ」が盛んに赤い実を啄ばんでいます。植物達は少しでも目だつよう
赤い実をつけ鳥に食べられ、種子を遠くまで運んでもらいます。
赤い実でもオモトには有毒成分があるらしく鳥達も口に入れないようです。

マンリョウ(ヤブコウジ科)、センリョウ(センリョウ科)、オモト(ユリ科)、アオキ(ミズキ科)
ナンテン(メギ科)、クロガネモチ(モチノキ科)、ピラカンサス(バラ科)



例年ですと、年賀状は15日位までに仕上げ、カーテンの洗濯と窓ガラス拭きは20日には
終わっていますが、今年は12日まで旅行をしていたので、年賀状はようやく昨日仕上がり
今朝投函し、ついでに郵便局で僅かですが年に数回しているユニセフへの募金を送金し、
ボランティアでしている小学校のホームページ作成が先日、2ヶ月分まとめて持ち込まれた
ので3日間で仕上げ先刻、教頭先生立会いでサイト転送をしてきました。まさに師走です。
今日は冬至なのでカボチャを食べ(毎朝、食べていますが)、たわわに実った庭のユズを
浮かべ「ユズ風呂」を楽しみました。

幸い明日は天皇誕生日で学校は休みなので、毎日している学童の登下校見守りも休み。
天気も良く気温も暖かそうなので、遅ればせながらカーテン洗いと窓拭きが出来そうです。

鳩山首相が迷走を続けるなか、庶民の生活は不安を抱えながら否応なく明日に、そして
新しい年に向かっていくのです。                       2009.12.22(火)
写真は、たわわに実った庭の柚子(ゆず)



旅をするのは楽しみな事ですが、帰宅してから一番大変なのは溜まってしまった
新聞を読むことです。
日経と読売をとっていますので、全部読むのには数日かかります。

次に大変なのは、写真や資料の整理です。それが終わってやっとホームページの
作成に取り掛かります。
そんな訳で、先日の旅のページ作成にやっと取り掛かりました。 取敢えず写真を
掲載し、文章は概ね日にち順に記載していきます。
「伊勢志摩・奈良・京都の旅」の写真と最初の文章を掲載しましたので、お時間が
ございましたら、「日本の旅」か「こちらをクリックして」 ご覧下さい。
                                       2009.12.18(金)
写真は、「竜安寺(りょうあんじ)の石庭」京都にて



予定していた 「熊野古道と高野山・お伊勢参り」は、妻方の法事(開眼式)日程の都合で
ツアーから個人旅行 「伊勢・志摩・奈良・京都」 に変更して昨夜帰宅しました。
お伊勢参りをして志摩で一泊、奈良は定期観光バス(東京の「はとバス」の様なもの)で、
京都では個人観光タクシーを利用して初冬の近畿の旅を楽しんできました。
大方は天候に恵まれ、京都では少し雨に降られましたが、それはそれで風情があり心に
残る四泊五日の旅でした。
この旅の模様は、例によって資料を整理し改めてホームページに掲載いたします。
                                          2009.12.13(日)
写真は、法隆寺にて(定期観光バスの皆さんと)



 今日、日本画の平山郁夫
 画伯が亡くなりました。
 享年79歳です。

 まだまだ、これから先が楽
 しみで、どんな作品を発表
 して下さるか期待をしてい
 ましたので誠に残念です。
 脳梗塞だとのことですが、
 まさに巨星墜つ・・ です。
 ご冥福をお祈りします。



 私は平山画伯が大好きで
 機会と時間があれば見に
 行くようにしていました。
 2007年7月には山梨県の北社市にある「平山郁夫シルクロード美術館」を訪ねました。
 この「平山郁夫シルクロード美術館」は、平山画伯の云わば私設美術館です。
 平成15年(2003年)11月5日付けで文部科学省の認可を受けて「財団法人平山郁夫
 シルクロード美術館」が誕生しました。 館長は美智子夫人です。
 二階の展示室には大きな壁面いっぱいにシルクロードを題材とした先生の最新作がぐるり
 と並べられていました。
 別館では、永年にわたり平山夫妻がシルクロードで手に入れたガラス製品など小物が展示
 されていました
 
 また、同年9月には東京国立近代美術館で開催された「平山郁夫 祈りの旅路」展に行って
 来ました。
 ここでは、平山先生が自らの進む道の第一作となったと言う、白馬に跨った玄奘三蔵を描
 いた「仏教伝来」(1959年)からシルクロードを旅しての数々の作品が展示されていました。
 
 常に世界平和を願い、破壊されたバーミヤンの遺跡などの修復に力を注いだ平山画伯の
 死は、世界にとっても大変な損失です。
   合掌           2009.12.02(水)
「絲綢之路天空」屏風六曲一双 1982年の作品です。



 昨夜、世界ボクシング評議会
 (WBC)フライ級のタイトルマッ
 チが埼玉スーパーアリーナで
 王者・内藤大助と、挑戦者の
 亀田興毅で行われました。

 結果は、亀田興毅が3−0の
 判定で内藤大助を下して新
 チャンピオンになりました。
 
 ボクシングの観戦は大好きな
 私ですが、亀田兄弟はとかく
 マナーが悪いので不愉快に
 思うことが再三でしたが、今
 回の試合では成長した興毅
 選手を見る事が出来ました。

 最後は内藤選手に「有難う」と
 敬意を表したのは良かったと
 思います。
 これからが楽しみな亀田兄弟
 人間的にも成長して、日本の
 ボクシング界を背負って欲しい
 と期待しています。

 下段に続く・・
        
写真は、紅葉真っ盛りな航空公園です。 「航空公園の四季」も時折はご覧下さい。
それにしてもこの試合、リング上のマットも両選手のトランクスにも所狭しとスポンサーの
名前が書き込まれ、貼り付けられていて、とても見苦しいものでした。
興行ですから採算を取るためには仕方がないと言うかもしれませんが、余りにも品が無さ
すぎると思ったのは私だけでしょうか?  折角の好試合でしたが、リング上がチラチラして
落着きませんでした。 選手たち自身はどう思っているのでしょうか。
こうなると何が主役だか分からなくなります。 ある程度の規制は必要だと私は思います。
                                        2009.11.30(月)



九谷焼の陶房「竹隆」 粟津温泉「法師」 橋立町の海岸にて
粟津温泉「法師」と北陸・加賀の旅は、こちらをクリックしてご覧ください。 2009.11.26(木)


米国のダウ平均が年初来の高値を付けていると言うのに、昨日の日経平均は5日続落で
終値が9401円58銭と全く冴えません。
日経によると、「民主党への政権交代をもたらした総選挙直後の8月末と比較すると米ダウ
平均は10%値上がりしたのに対し、日経平均は逆に10%下落した。
主要市場で株式指数が8月を下回っているのは日本くらいで、その差は日に日に広がって
いる。」 とあります。 そして原因は、「企業の増資に伴う需給の悪化やデフレへの懸念な
どが相場を覆い、日本株は独歩安の様相を強めている。」 と結んでいます。困ったものです。


一方、「事業仕分け」は「次世代スパコン開発」の凍結には、撤回論が出はじめ最終的には
政治判断となりそうです。
どうか未来に伸びる先端科学技術の芽を摘み取ったり、結果として日本の国益を損なう様な
事のないような政治判断を切に希望しています。

話は違いますが、「粟津温泉と北陸・加賀」の旅のページがおおよそ出来ましたので、掲載
しました。 お暇がありましたら「こちらをクリックしてご覧下さい
                                         2009.11.25(水)
写真は、石川県小松市・那谷寺(なたでら)の「奇岩遊仙境」)



楽しみにしていた友人達との「粟津温泉と北陸・加賀」の旅に行ってきました。
羽田空港から石川県の小松空港までは、ほぼ1時間のフライト。
気心の知れ合った男ばかり14人。 昼食は荒俣峡・長寿庵で川魚と熊の肉で飲み放題
そのあとは九谷焼の九谷竹隆窯に立ち寄り、話好きな窯主・北村隆さんからユーモアを
まじえながらの面白いお話しを時の経つのも忘れてたっぷり2時間余りお聞きしました。
夜は日本で最古の宿といわれ、ギネスブックにも「世界で最も歴史ある宿」と認定されて
いる栗津温泉の「法師」に宿泊。 人によっては三次会、四次会ものご活躍でした。

翌日は、早立ちで白山信仰の寺、那谷寺(なたでら)に詣で、加賀橋立に建つ「北前船の
里」資料館をじっくり見学、そして解禁なった日本海の蟹尽くし料理に舌鼓をうち、最後は
「松井秀喜ベースボールミュージアム」に立ち寄り、小松空港から昨夜無事、羽田に戻って
きました。 この旅の模様は、資料を整理して改めてホームページに掲載いたします。

話は違いますが、政府の行政刷新会議の「事業仕分け」チームの作業は今日で前半の
5日間を終えました。 この間、仕分けチームの作業状況をTV等を通し見聞きしていると
一部の仕分け人だけかも知れませんが、まるで容疑者の取り調べでもするかのような
居丈高の態度で矢継ぎ早に言葉を浴びせ、相手担当者に説明の機会も与えないかの
様な印象に感じられます。
(特に女性の仕分け人)

無駄遣いや天下りを排除する為の大切な作業だとは思いますが、日本の将来がかかって
います。
景気の回復は早急の課題です。子育て支援や教育、そして高齢者医療等も重要です。
また、資源の乏しい日本は科学技術立国、観光立国を目指さざるを得ません。
どうか、未来に伸びる科学技術の芽を摘み取ったり、結果として日本の国益を損なう様な
事のないように残り5日間を含め慎重に作業を行って欲しいものです。
                                        2009.11.17(火)
写真は、石川県小松市・荒俣峡



わが家に沢蟹がきてから約二ヶ月、一番小さかった蟹は残念でしたが、ご覧の三匹は
孫が水槽の水を取り替え砂利を洗い、餌さやり(雑食なのでご飯粒やシラスなど)をし、
時にからだを水洗いするなど丹精込め面倒を見てくれるので、お陰様で至って元気です。

今日は、水槽の位置がいつもと違うので聞いてみたら、西日が当るのでその間は場所を
移したとのこと。思わず胸がじーんときました。
池の金魚にも毎日餌をやり、自然に増えたまだ黒い幼魚を見つけては教えてくれます。
生き物を、命を大切にする心を真っ直ぐに育んでいるようです。     
                                        2009.11.01(日)
写真は、元気な沢蟹たち(十脚目 短尾下目 サワガニ科 サワガニ属)

寸又峡の旅の様子を掲載しました。お時間がありましたらこちらをご覧下さい。



秋景色の「寸又峡」(すまたきょう)を旅してきました。 私自身は3度目の寸又峡ですが、
今回は妻を案内してバスツアーの旅でした。
私が最初に寸又峡に行ったのは約45年ほど前の事で三井農林関係の方の案内でこの
秘境の地を訪れました。
大井川沿いの山あいの細い道を「ダットサン」の荷台で揺られ、深い谷には思わず目を
つぶる様なスリリングな思いをしたことや、当時は旅館も数件で集落の中にある共同の
露天風呂で星空を仰いだことなどの記憶が鮮明に残っています。
その後、昭和43年(1968)2月に起きた「金嬉老(きんきろう)事件で「寸又峡」は一躍
有名になり現在では年間45万人が訪れるそうです。
今回のバスツアーは、地元所沢から乗車して中央高速を走り「天竜川の舟くだり」を体験し
浜名湖で一泊し、翌日は「千頭」から路線バスに乗り換え「寸又峡」へ、2時間ほど散策し
再び「千頭」に戻り此処から大井川鉄道で「家山」まで約1時間、「SL列車」を楽しみました。
気さくな車掌さんの話では”本格的な紅葉は11月10日頃から・・”との事でしたが所々に
見える紅葉と大井川の絶景を愛でた旅でした。
旅の様子は編集して「日本の旅編」に掲載します。         2009.10.30(金)

写真は、寸又峡の「夢の吊り橋」



常々私は、楽しく心弾む予定や計画をたくさん立てていれば待ち遠しくて、月日や時間が
ゆっくり経過していくものだと考え家人にも話し実行もしています。


心弾むものの一つは旅の計画です。 今年は残り少なくなりましたが妻とは「寸又峡」の旅
と「熊野古道と高野山・お伊勢参り」、友人達とは「粟津温泉と北陸・加賀」の旅があります。
来年は妻と、サーズで延期していた「アンコール遺跡」の旅を実行したいと思っています。

もう一つの楽しみは、中学時代の同級生達との月2〜3回のカラオケです。 お互い新曲に
挑戦しビールと会話を楽しんでいます。最近は秋元順子の「愛のままで・・」や「雨の旅人」
がよく歌われています。

そして、調理の好きな私は月に数回は「寿司」を握り、「天ぷら」を揚げ、「手羽先」を煮込み
これから寒くなったら 「中華がゆ」 をつくり妻から美味しいと褒められ、益々その気になって
時たまは孫たちにもご馳走しています。 今度はいつ作ろうかな・・と考えるのも楽しみです。
数年前に現役を退いてから、毎日の朝食作りは私がしていますが、味噌汁は何にしようか、
焼き魚は何にしようか等考えるのも朝起きる前、寝床での楽しみです。


「先の楽しみを計画したり考えれば、待ち遠しくて月日や時間がゆっくり経過していく」 のは
私の持論でしたが、先日10月18日の日本経済新聞朝刊の「ナゾ(謎)かがく(科学)」欄に
「大人は時間を短く感じる?」と題して次のような記事が載っていました。

「前省略・・また、会議中に何度も時計を見るなど時間経過に注意を向けるほど、同じ時間
でも長く感じられることが知られている。時間を気にする回数が多いほど経過時間が多くの
部分に区切られ、時間帯の数が多いほど時間を長く感じるとの説がある。これが子どもと
大人の違いに関係している可能性がある。
子どもには待ち遠しい行事が多いのに対して、大人になると慣れ親しんだ刺激の少ない
出来事ばかりのため、時間経過に注意を向ける回数が減り、その分時間の進行が早く感
じられる。
・・後省略」

記事を読み、やっぱり私の感じていた事は正しかったのだと確信しました。もちろん私にも
ストレスはありますが、できる限り楽しく心弾む未来の事を計画し、同じことなら私たちの
これから先の時間の進行が、益々ゆっくり感じられるようにしたいと思っています。
                                         2009.10.21(水)
写真は、気がついたら大きく実っていた庭のユズ(柚子)




去る8月11日のこの欄で、”今朝は、貴重な初体験をしました” として「緊急地震速報」の
ことを掲載しました。 (詳細については当日の欄をごらんください。)
たまたま、TV(テレビ)をつけていた時なので 「緊急地震速報」を聞くことが出来ましたが
そうでなければ分かりませんでした。幸い震度が3くらいだったので冷静に対応できました。
その後、早速必要な箇所全部に転倒防止処置と食器棚などの扉が不用意に開かない様な
器具の取り付けをし、高い所に有った固い物や重いものなどを安全な場所に移動しました。

そんなある日、新聞に「緊急地震速報機」がアイリスオーヤマから発売され8,000円位で
ホームセンターなどで販売されるという記事が載りました。
気をつけていたら近くのケーヨーデイツーで販売(6,980円)していたので購入してきました。
一般の「緊急地震速報」は、最大震度が5弱以上と予測された場合にテレビやラジオなどを
使用し地震の発生時刻、震源地の推定値や強い揺れが予測される地域名が伝えられます。

従ってテレビもラジオも、電源が入っていて実際に見聞きしている時でなければ「緊急地震
速報」を聞くことは出来ません。
しかし今回発売された「緊急地震速報機」は電源を入れて
おく(スタンバイ状態)だけで地元のFM局が放送する「緊急地震速報」の報知音を感知して
最大85dB(デシベル)以上の音量で拡声放送を行う仕様になっています。スタンバイ状態
(待機動作)時の消費電力は月額約9円だそうです。
もちろん普段は適当な音量に調節してFM放送を聞く事もできます。

写真の左が本体で、大きさは160ミリ×106ミリ×38ミリです。設置も簡単でコンセントに
付属のACアダプターでつなぎ、本体についているアンテナケーブルを伸ばしてセロテープ
等で留め、地元のFM放送局の周波数に合わせたら後は音量を調節すれば終了です


私の家では昼間、新聞や本を読む為テレビを消している時間が多いので、この「緊急地震
速報機
」が役にたちそうですが、その時にどんな行動をとらなければならないかは家人とも
話し合っていますが、慌てずに行動できれば良いのですが・・・。

気象庁では、「周辺の状況に応じて、あわてずにまず身の安全を確保する!」とし
家の中では
◎頭を保護し、大きな家具から離れ、丈夫な机の下などに隠れる。
◎あわてて外へ飛び出さない。
◎その場で火を消せる場合は火の始末、火元から離れている場合は無理をして消火しない。
◎扉を開けて避難路を確保する。

ように呼びかけています。                          2009.10.15(木)




コパカバーナ海岸
コパカバーナ海岸(ビーチバレーのコートも見えます) マラカナン・スタジアム(サッカー場) リオのカーニバルでサンバのパレードが行われる専用会場の「サンボドモロ」
2016年夏季オリンピックの開催地がリオデジャネイロ(ブラジル)に決定し、南米で
初の五輪開催となりました。 東京は善戦空しく2回目の投票で破れてしまいました。
決まった後から言うのは変ですが、私もリオに決まるのではないかと思っていました。

よく言われるように、ブラジルは日本からは遠い地球の裏側になりますが、明るい太陽と
陽気なカリオカ(リオっ子)に代表され、有名なリオのカーニバルとサッカーの盛んな国です。
そして現在、ブラジルには約150万人の日系人が住んでいます。
私達も昨年の11月に訪れてきました。その時の旅の様子はこちらをご覧下さい。

伝えられるところによると、開閉会式とサッカーの決勝トーナメントが行われるのが
「マラカナン・スタジアム」(サッカー場)。 そしてマラソンのスタートとゴール地点は
毎年リオのカーニバルでサンバのパレードが行われる専用会場の「サンボドモロ」。
そして「コパカバーナ海岸」ではビーチバレーやトライアスロンが行われるそうです。
南米初のオリンピックの成功を心から応援します。        2009.10.04(日)
写真は、その3ヶ所(4枚)の風景です。小さな写真にはマウスを乗せてください。




昨日、観光庁が発表した「観光立国推進基本計画」の目標(図の下に掲載してあります)に
対し、前原国土交通相は記者会見で 「あまりにも計画として甘すぎる。できるだけ前倒しす
る努力をしたい」と述べ「パリやローマは1都市だけで年間6000万〜7000万人の外国人
が訪れる。自然や文化遺産など観光目的が多い日本で現状はさびしい限り」と語りました。
                                           (日経新聞より)
9月1日のこの欄で私は 「国際会議の積極招致、自然豊かな日本の観光立国を推進し、
関連して、急ぎはしませんがデノミ(デノミネーション)の実施」 と記載しましたが、まさに
前原国土交通相と同じ思いです。 (因みに2008年の外国人観光客数は835万人)
海外からの観光客が増えれば外貨も稼げ、国が富み国民の生活も豊かになるでしょう。

又、次の文は昨年の3月25日、「薬師寺展」に行った帰りの上野駅での出来事をこの欄
に書いたものですが、
「ところで帰りの上野駅で外人男女が運賃表を見ながら困惑しているようなので声を掛けた
ところ東京駅まで行きたいが運賃が分からないとの事、なるほど運賃表は全部漢字なので、
これでは外国人には読めません。 運賃を教えたところ大変に喜ばれました。帰宅してから
上野駅に電話してこの事を伝え、観光立国を目指す日本なら是非ローマ字表記も検討して
欲しい旨を伝えました。

今年の4月9日に「阿修羅展」を見に行った時に上野駅で確認しましたが、もちろん運賃表
は残念ながら以前のままでした。

資源は少ない日本ですが、豊かな自然と美しい四季、そして人情の温かさでは負けません。
既にオーストラリアからのスキーツアー、中国、韓国からの北海道観光や温泉、買物ツアー
東京下町の日本旅館の奮闘ぶり等が見聞きされていますが、空港の整備等今ひとつです。
海外からの観光客招致は官民挙げて努力すべきでしょう。 その為には上野駅ばかりでなく
あらゆる交通機関等の表示や案内が外国人に分かりやすく親切でありたいものです。
最近の地下鉄の表示方法はその一例でしょう。 そして英語に関しては前回に述べました。
もう一つの問題は、デノミネーション(日本では、貨幣の呼称単位を切り下げる事)ですが、
これは日を改めて記載したいと思います。                2009.10.02(金)

(付記:2008年の日本人海外旅行客は約1599万人、最多は2000年の約1782万人)

下の「外客来訪促進計画」、「長官のメッセージ」、「観光庁の目標」は観光庁のHPより
 長官のメッセージ(2009.10.1)
 私どもの基本的な使命は、観光立国の推進、より具体的には観光立国推進基本計画に
 定められた目標の達成にあると認識しております。大変大きく困難な使命であり、官民を
 問わず、多くの関係の方々と連携をすることによってのみ、達成可能なものと考えており
 ます。そのためにも自らの変革が必要と考えており、「開かれた観光庁」という合言葉の
 もとに、観光庁に相応しい新しい意識と文化を創造することを決意しており、スピード感、
 効率性、成果主義を重視した観光行政を展開して行く所存です。2020年2000万人を目
 標とした外客誘致を進めるなど、新たな政策展開にも積極果敢に取組むつもりです。
 観光庁へのご支援・ご協力をお願い申し上げます。
    観光庁長官 本保 芳明


                            
                                ここまで、2009.10.02(金)



鳩山首相が24日、国連総会での演説を英語で臨みました。 もちろんネイティブな英語で
はありませんが、それなりに通じ国際舞台で外交デビューしました。

9月1日のこの欄で、国家戦略局(室)に期待している事の一つに「世界に通じる英語力の
教育」
をあげました。 理由は今の世界は英語で動いていると云っても過言でないからです。

私は、今まで三十数カ国を訪ねてきましたが、特別な地区を除き英語なら通じます。
例えばフィリッピンの地方都市にいっても、大概の大人も子供も英語が話せます。もちろん
日常の会話は母国語のタガログ語です。

一方、日本語はといえば観光客目当てのみやげ物売場や飲食店などでは通じる場所も
沢山ありますが、それは必要最低限の片言が大多数で、複雑な会話は通じません。
勿論、流暢な日本語を操る人もいますが・・
飛行機に乗っても船に乗ってもアナウンスやインフォメーションは、英語とその運行会社の
母国語が基本です。

海外に出る度に、もっと英語が話せたら・・と常に思います。ましてやビジネスならなおの事。
本当は、世界中で日本語が通じるようになれば良いのですが、残念ながら日本人の人口
は全世界の2%足らずです。 日本とビジネスをもちたいとか、日本の文化等に興味を抱く
外国人等を除くと外国人が日本語を習得するメリットはあまりありません。

日本人としてはとても残念な事ですが、ここ暫らくは世界の共通語は英語です。
英語が話せないという事は個人にとっても、国にとっても大変不利益なことになります。
再度述べますが、旅行でもビジネスでもコミュニケーションがとれるのは英語が一番です。


国策として美しい日本語を大切に守りながら、早い年齢からの英語教育を進めていくべき
でしょう。
この事は、取りも直さず「自然豊かな日本の観光立国を推進する」ことにも繋がるのです。

「観光立国」 については日を改めて述べたいと思います。      2009.09.27(日)
写真の蜂は「スズメバチ」の一種でしょうか? 庭にて



 一昨日の21日、前のテレビ
 をソフマップに買取ってもらっ
 たことを書きましたが、もう一
 つ最近売却した物があります

 7月に、古いフィルムカメラと
 レンズを処分しました。
 現在、私の写す写真は全部
 デジカメ になってしまいまし
 た。その為フィルムカメラは
 全くお蔵入りの状態でした。
 機種はキャノンEOS KissV
 と専用のズームレンズ3本。
 それと50年以上も前に入手
 した「ニッカ」というカメラです。

 
 中古カメラ買取で割と有名な
 「カメラの光陽」に電話をして
 詳細を話したところ、おおよ
 その価格を出してくれました。
 数日後、市ヶ谷本店に持参
 し、改めて評価してもらった
 ところ全部で55,000円で
 売却できました。
 
 その時、光陽の店員さんから
 次のような話を聞きました。
 私が、この先 「デジタル一眼
 レフ」の購入を検討している
 と話したところ、店員さんは 
折角購入しても、重くかさばるので手放す人がとても多いので、旅行や普段手軽に使いた
い人は、「デジタル一眼レフ」は止めた方が良いですよ
” との事でした。商売柄そうゆう人を
数多く見ているようです。
売却した額が安いか高いかは兎も角、全く使わなくなった物が、又どなたかのお役に立つ事
は嬉しいことですし、 私も「デジ一レフ」の購入は取りやめて 「液晶TV] 購入の一部に当て
る事が出来たのです。


私も段々歳を重ね、最近は身の回りの整理を考えるようになり、余分な物や子孫にとって
意味の無さそうな物は少しずつ処分し始めた今日この頃です。    2009.09.23(水)

話は違いますが、たった今ジャイアンツが3年連続33度目のリーグ優勝を遂げました。
写真は、睡蓮」スイレン 航空公園「彩翔亭」にて



 
昨日、新しい冷蔵庫が届きました。(写真右)
今までの冷蔵庫(写真左)は15年前の平成6年に購入したものですが、まだまだ快調で
元気に働いてくれていましたし大切に使っていたのですが、いかんせん消費電力が最近
の冷蔵庫に比べて2倍以上かかります。 地球温暖化防止のためCO2削減に協力すべく
やむなく買い換えました。 冷蔵庫内の容量は前の400Lに比べ若干大きく450Lですが
消費電力は約60%少なくなりました。
前の冷蔵庫はリサイクルに出したので、商品購入のエコポイントと合わせて14,000P
(ポイント:円=エコポイントは商品券などと交換できます) を申請します。
リサイクル費用が5,355円掛かりますが、リサイクルのエコポイントが5,000ポイント
 申請できます


話は違いますが、テレビも地デジ化が迫ってきました。最近までパイオニアのプラズマTV
を使用していましたが、これを購入した時は地デジのチューナーが付いていませんでした。
必要になったら付けようと思っているうちに、パイオニアはTVから撤退してしまいました。

その頃はまだ液晶TVは今ほど優れた商品ではありませんでした。 しかし最近では液晶
TVも完成され、これまたプラズマTVに比べて消費電力が少ないのです。 価格も安くなり
エコポイントも付くので、思い切って先月シャープの液晶TVに買い換えました。
プラズマTVの方は、ソフマップに電話して買取にきてもらい、3万余りで売却できました。

また商品購入のエコポイントも36,000ポイント申請できました。

前の冷蔵庫もTVも購入した時は何とはなく、もう死ぬまで買い換えないで済むと思って
いましたが、寿命が延び、地球の温暖化が進み、エコ社会が必然となってきた今日では
あらゆるものがエコに向わねばなりません。その為にはイニシャル・コスト(初期費用)が
多少かかってもランニング・コスト(維持費、ここではあえてCO2)の削減が肝要です。

でも、若しかしたらエコ社会の為には、高いランニング・コスト(維持費)を国(政府)から
求められる時が将来やって来るかも知れませんね。
          2009.09.21(月)

もう冷蔵庫とTVは、生涯買い換えずに済むと良いのですが・・ 「敬老の日」の昼下がりに



去る11日の未明、種子島宇宙センターから 「H2B」によって打上げられた日本初の無人の
宇宙輸送機 「HTV」(全長10m、直径は4.4mの円筒形で最大6トンの物資を運べます)は
日本時間今朝、地球の上空約400キロメートルにある宇宙基地「国際宇宙ステーション」に
近づき、この後宇宙基地からのロボットアーム操作により見事ドッキングに成功しました。 
                                  2009.09.18(金) 午前9:00
写真は、円筒形の宇宙輸送機 「HTV」と宇宙基地から伸びるロボットアームと地球。
ロールオーバー(写真にカーソルを合わせる)すると写真は上下反転します。


 筑波宇宙センターからの管制を受けて、
 秒速7.7kmの高速で飛行している宇宙
 ステーションに10mまで接近(上の写真
 
 宇宙ステーションの乗員がロボットアーム
 を操作し「HTV」を掴みステーション下部に
 取り付けられました。 (下の写真

 予定より1時間40分早い午前10時49分
 ドッキングの全作業を完了しました。

 2010年にスペースシャトルが退役した後、
 大型機器を運べるのはこの日本の「HTV
 だけになるとの事です。 日本は国際的にも
 大変に重要な役割を果たすことになります。

 日本と日本人頑張れ
  



日本人にとって嬉しいニュースです。 イチロー選手が大リーグ新記録を樹立しました!!
13日(日本時間今日)アーリントンで行われたレンジャースとのWヘッダー第2試合2回の
第2打席に、ショートへの内野安打を放ち、第1試合のレフト線二塁打と合わせてこの日
2本目の安打を放ち、大リーグ史上初の9年連続シーズン200安打を達成し、ウィリー・
キーラーがマークした8年連続の大リーグ記録をを108年ぶりに更新しました。


これを受けて日本郵政グループの郵便局会社では、
「イチロー記録達成記念プレミアムフレーム切手セット」を発売すると発表しました。
明日から申し込みの受付を開始するそうです。 1セットは切手シート1枚(80円10枚)、
豪華プレミアムホルダー1個、特製ポストカードが9枚入り3,980円(消費税、送料込み)
また、イチロー選手の背番号にちなみ、抽選で51人に、今季使用したバットの一部を
収めた特製アルバムをプレゼントするそうです。

いずれにしても大変な大記録です。私たち日本人の誇りです。
今後も精進し10年、11年連続と空前絶後の金字塔を打ち立てて欲しいと願っています。

 もう一つ嬉しい話があります。
 この事は18日になってから
 書こうと思っていたのですが

 
 先日11日の午前2時1分、
 宇宙航空研究開発機構は
 「H2B」の打上げに成功し
 ました。
 
 日本初の宇宙輸送機 「HT
 V
」を搭載した「H2B」(国内
 最大のロケット)は種子島宇
 宙センターから打ち上げられ、
 15分後には、役目を果たし
 「HTV」から切り離されました。

 食料品や日米の実験機材を
 積み込んだ無人の「HTV」は
 地上からの指令を受けながら
 順調にいけば今月18日に、
 地球の上空約400キロメー
 トルにある宇宙基地、「国際
 宇宙ステーション」に近づき
 宇宙基地からロボットアーム
 を操作しドッキングする事に
 なります。
 
 この日本初の無人の宇宙輸
 送機 「HTV」は全長10m、
 直径は4.4mの円筒形で最
 大6トンの物資を運べます。
 「HTV」はスペースシャトルと
 異なり、搬送した後は基地の
 不要品等を積み込み大気圏
 に再突入し燃え尽きます。 
HTV」は、老朽化したスペースシャトルの後釜とし「国際宇宙ステーション」へ大型実験装置
を運べる唯一の手段になるそうで、今回の打上げの成否は世界中から注目されています。


イチローの大記録といい、「
HTV」を搭載した「H2B」の打上げ成功といい、日本の存在感を
世界に知らしめた大変に嬉しい二つの出来事です。
          2009.09.14(月)



9月1日のこの欄で私は、
民主党のマニフェストは既に発表されていますが、高速道路の無料化については地球温暖
化防止に逆行するので反対です。 CO2削減のため不要不急の車使用は控えて出来るだけ
公共の交通機関を利用する方向にすべきでしょう。
と書きました。

ところが7日、民主党の鳩山代表は
「国内の温暖化ガスの排出を、2020年までに1990年比25%削減を目指す」 と明言し、
今月22日にニューヨークで開かれる国連気候変動サミットで表明する方針を打出しました。

でも考えてみると、これって矛盾していませんか?
民主党が掲げる高速道路の無料化は、当然個人の車使用頻度が上がり、公共交通機関
の利用が減少し、結果として温暖化ガス(CO2)の排出量が増加します。
そして同じ民主党が、国内の温暖化ガスの25%削減を目指すと云っています。
こんな事は両立出来るのでしょうか? 

私は、けちをつけているのではありません。 温暖化ガスの削減には大賛成です。しかし
高速道路の無料化とは矛盾します。 車が全部 ソーラー・カーになれば別ですが・・。
                  (ソーラー・カー 太陽エネルギーによって走る自動車)
写真は甘酸っぱい香りを漂わす、ご近所の庭の銀木犀(モクセイ科)
金木犀(キンモクセイ)は銀木犀の変種だそうです。       2009.09.10(木)



前回9月1日に「そして官民一体となっての、科学技術立国日本からのグローバルスタン
ダードの発進。優秀な頭脳流失を防ぐ環境をととのえ人材を確保しする」と書きました。
この事は、資源の乏しい日本の未来は科学技術力によるしか道がないと云うことです。

例えば、シンガポールでは国を挙げて海外からも優秀な頭脳(研究者)を集めて研究開発に
惜しみなく資金と環境を与えています。研究者たちには必要な設備などが与えられます。
もちろん一定期間に成果が出なかった研究者は退去することになります。このシンガポール
には、既に日本からも優秀な研究者が先端技術の研究開発に携わっています。
そして、開発された先端分野の研究成果は国際特許を取得し莫大な富をもたらすのです。


日本でもこの激しい国際競争に打ち勝つ為、ようやく政府の総合科学技術会議が去る4日、
総額で2、700億円の「先端研究助成基金」を30人の研究者に配分することを決めました。
一人の研究者に3年〜5年で30億円〜150億円と巨額な研究費を投じます。
30人の中には「iPS細胞」(新型万能細胞)を作った京都大学の山中伸弥教授、そして新た
な「化学分析装置」の開発に挑むノーベル化学賞を受賞した島津製作所の田中耕一さん、
鉄を含む高温超伝導物質を発見した東京工業大学の細野秀雄教授など日本を代表する
科学者が並んでいます。
この助成金は事務手続きなどを経て、早くても11月末位から支出される予定でした。

(30名の中心研究者名、所属、研究課題、概要などはこちらをご参照下さい

「iSE細胞」は痛んだ組織や臓器を再生させる次世代の医療の主役と目され世界各国が
実用化に向けてしのぎを削っています。
田中耕一さんの、新たな化学分析装置 「次世代質量分析システム」は、癌(がん)の早期
発見やアルツハイマー病の早期診断などに役立てることを目標に掲げています。
もちろん、結果が思い通りに出るとは限りませんが、これでやっと国際競争に加われる
素地ができたように私には思えます。

余談ですが昨年、南米を旅したときにご一緒した京都にお住まいの細見彰先生は、有機
ケイ素化学の世界的な第一人者で、同分野の先駆けとなった「細見・桜井反応」をはじめ
として、多くの優れた反応剤や実践的な新規合成反応の開発をしてこられました。
その先生も私に、「研究費が大変不足しています、企業等から提供される研究費は金額
の多寡にかかわらず一度国を経てから私の手元に届きますが・・」と云っておられました。

ところが、民主党からは政権交代直前の研究者選定に異論が出ています。 同党の岡田
幹事長は、「この時期に決まることに違和感を覚える。駆け込み的なものは精査して、場
合によっては凍結もあり得る」と云っています。
しかしこの制度は既に国会審議で民主党も賛成して創設された制度です。選定に異論が
あるなら、早急に選定しなおすとしても「凍結もあり得る」とは、何とも居(威)丈高でしょう。
日本の未来の為には、そして激しい国際競争に打ち勝つ為にも一刻も早く日本の将来を
担うであろう研究者達に助成金を配分することを願っています。
  
                                        2009.09.08(火)
写真は、翅を休めるアゲハチョウ(アゲハチョウ科)庭にて



民主党が衆院選で308議席を獲得し政権交代が実現しました。
民主党に投票した人も含めて、多くの国民は期待と不安が入り混じっていると思います。
民主党のマニフェストは既に発表されていますが、高速道路の無料化については地球温暖
化防止に逆行するので反対です。 CO2削減のため不要不急の車使用は控えて出来るだけ
公共の交通機関を利用する方向にすべきでしょう。
天下りの根絶や国会議員の定数削減は是非とも実現して欲しいものです。


期待しているのは、「国家戦略局(室)」です。 ここでは予算、外交、教育の基本方針などを
早急に策定するそうですが、それはそれとして、私は世界の中での日本のあるべき姿を明確
にすべきと考えます。基本は国益第一です。そして世界に存在感を示せる国にすることです。

順不同ですが、日本のアジアにおけるハブ的役割、国際会議の積極招致、世界に通じる英語
力の教育、食糧の自給率アップ、化石燃料からの脱皮、レアメタル(希少金属)などの資源確
保と回収(所謂”都市鉱山”、使用済みの携帯電話等に含まれる金銀・インジウム等の回収)。
そして官民一体となっての、科学技術立国日本からのグローバルスタンダードの発進。優秀
な頭脳流失を防ぐ環境をととのえ人材を確保しする。 自然豊かな日本の観光立国を推進し、
関連して、急ぎはしませんがデノミ(デノミネーション)の実施などを国家戦略局の重要な案件
として検討実施して欲しいと考えています。 新政権に期待しています。
                                          2009.09.01(月)
写真は、対のアゲハチョウ(アゲハチョウ科)庭にて



昨日、残暑厳しい中、恒例の市主催の防災訓練が実施されました。
生憎?の快晴のもと、早朝より役員による会場設営に始まり、開会式に先立ち給食班による
「炊き出し訓練」が開始され、開会式に引続き「応急手当訓練」、「トイレの組立訓練」、そして
「消火訓練」が行われ、 約80名を一班とした三つの班が交代で全部の訓練を受けました。

毎年、暑さが心配され訓練時期を変更するよう意見具申をしていますが諸般の事情で中々
難しいようです。 訓練中、60歳代の男性が鼻血を出されましたが、救護班による手当てで
大事にはいたらず、他には心配された熱中症もなく無事正午に訓練が終了しました。
この防災訓練については別途ページを作成しますので、機会がありましたらご覧下さい。


話しは違いますが、先ほど9時半頃に妻と衆院選の投票に行って参りました。毎回欠かさず
投票していますが、今回はいつもと様子が異なり、ご夫婦や家族ずれでぞくぞくと投票場に
向う大勢の人々に行き交いました。天候が崩れそうなので早めに投票を済ませたいと思って
の人も多いようですが、勿論、今回の選挙に対する関心の深さが一番だと思います。

今回の衆院選での国民の審判はどう出るでしょうか。 昨年、大晦日のこの欄に吉屋信子の
「初暦知らぬ月日は美しく」の句を掲載しましたが、明日の日本が明るく美しく、人々が幸せで
ある事を心から願っています。


それにしても、期日前の投票率が有権者の10.49%とはどう判断したらよいのでしょうか?
私も旅行の為に以前利用したことはありますが・・         2009.08.30(日)正午
写真は、防災訓練の開会式



 ここにきて又「イチジク」が熟し始めました。
 7月の初旬は、熟す端から「ヒヨドリ」に啄
 ばまれたり、蟻が中まで入り込んだりして
 いましたが今は「ヒヨドリ」にも「蟻」にも害
 されずに熟すのを待てるようになりました。
                   (クワ科)


一方、裏庭の「ミョウガ」もすっかり花が咲い
ていました。 (ショウガ科)
イチジクは洗ってそのまま食します。
茗荷は茄子と刻んでちょっと塩もみして食し
たり、薬味に使います。
しばらくは季節感溢れる味覚が収穫できます。

              2009.08.16(日)
写真は、庭の「イチジク」(上)と「ミョウガ」(右)
  



今朝は、貴重な初体験をしました。
今朝もいつもの様に4時過ぎには起きて、朝刊に目を通しながらNHKの5時のニュースを
聞いていたら、突然「緊急地震速報」が発令されました。地震が発生したので転倒しそうな
家具等から離れて下さい・・・と云うような内容でしたが、私は大急ぎで一番転倒しそうな
食器棚(高さ195cm)に駆け寄り押さえました。間もなく揺れがやってきました。ゆっくりした
横揺れがしばらく続き、家人も目を覚まし起きてきました。寝室は背の高い箪笥などは無く
まあ安全にしてありますので、そちらの心配は不要でした。やがて揺れもおさまりましたが
TVでは、各地の震度や津波警報が繰り返し報道されていました。

震源地は駿河湾で、震源の深さは約23km、地震の規模はマグニチュード6.5と推定され、
静岡県中部・西部、伊豆地方で震度6弱を観測したそうです。
私の住む所沢では震度3の揺れでした。各地でがけ崩れや、道路の亀裂や路肩が崩れた
との報道がありましたが、今のところ死者は出ていないようなのは不幸中の幸いと思います。

さて冒頭に書いた貴重な初経験とは、地震の来るのが事前に分かったことです。TVの速報
から地震の揺れが来るまで5〜6秒だったと思います。幸い震度が3くらいだったので冷静に
対応できました。
しかし以前、防災訓練の折に起震車で体験した震度7の揺れだったらどうだったでしょう?
やはり、背の高い家具などからは離れるべきだったのではないかと反省していると同時に、
転倒防止の処置を真剣に考えなければと思っています。      2009.08.11(火)
写真は、庭のフヨウ



先ほど、東京地裁で全国第1号の裁判員裁判で、殺人罪に問われた藤井勝吉被告(72)
に懲役15年の判決が言い渡されました。
検察側は懲役16年の求刑、遺族側は懲役20年を求めていました。
私は過去の判例と、今まで聞き及んだ範囲の被害者の人柄や言動、また犯行当日の両者
の言動や行動などから、懲役15年が妥当だと考えていましたのでこの判決は納得しました。
何れにしても死亡した被害者も、殺害した加害者も今となっては空しいものです。
このような事件が再び起こらないよう願ってやみません。
     15時5分

話しは違いますが去る8月3日、家人と箱根に出かけました。 当日は小涌園に一泊し、
翌日は強羅から早雲山〜大涌谷〜桃源台〜芦ノ湖〜箱根町と巡ってきました。
前日まで愚図ついていた天候も、幸い行く先々で好天に恵まれた箱根一巡の旅でした。
旅の詳細はホームページに掲載しましたので、お時間がありましたらどうぞご覧ください。
トップページの「日本の旅」 または 「こちらをクリック」してください。 2009.08.06(木)

写真は、箱根・芦ノ湖の箱根海賊船「パーサ号」にて



梅雨明け宣言が出たと云うのに、まだ梅雨のような毎日が続いています。
それでも街にはトンボが飛び交い、セミの鳴き声がかすかに聞こえるようになりました。
先ほど霧雨の中、家人とウォーキングしていたら羽化して間もないアブラゼミがいました。
翅(はね)も大分しっかりしてきたので間もなく飛び立つと思いますが、6〜7年間を地中
で幼虫として過ごし、やっと成虫になったからにはしっかり子孫を残していって欲しいもの
です。  写真は、油蝉:アブラゼミ(カメムシ目ヨコバイ亜目セミ科) 散歩道にて

話しは違いますが、
7月上旬には完成しようと思っていた「地中海・エーゲ海方面クルーズの旅」のページが
大幅に遅てしまいましたが昨日ようやく出来上がりました。
まだ少し写真を加えたり、文章の加筆・訂正があると思いますが、お時間がありましたら
どうぞご覧下さい。 トップページの「海外の旅」 または「こちらをクリック」してください。
                                       2009.07.24(金)



「平城遷都1300年」 を記念した素晴らしい曲が2曲発売されました。
7月6日に発売された谷村新司の「ムジカ」は「平城遷都1300年祭」の公式テーマソングに
決定しました。 ムジカとはラテン語でミュージック。「音楽」「音」を表現するそうです。
曲は、奈良の都、悠久の流れをテーマに、「道」・「星」・「色」をキーワードにスケールの大き
な曲に仕上がっています。
使われた楽器は中国の二胡やモンゴルの馬頭琴、韓国の打楽器「チャングー」等アジアの
伝統楽器と、ドラムやピアノ、ギターの近代楽器を融合させたそうです。

もう一曲は、6月24日発売、小林幸子の「万葉恋歌 あぁ、君待つと」 この曲も平城遷都
1300年記念 万葉集1250年記念事業 「万葉のこころを未来へ」 のテーマソング。
発売に先がけて22日、小林幸子はこの歌を、奈良の春日大社に奉納しました。
「万葉恋歌 あぁ、君待つと」は約4,500首ある万葉集の中から額田王(ぬかたのおほきみ)
磐姫皇后(いはのひめのおほきさき)、播磨娘子(はりまのをとめ)等の5首を選び曲をつけた
もので切ない恋に身を焼く女心を詠った心に染入るとても美しい旋律の素晴らしい曲です。
(歌詞の構成と作曲は「千の風になって」を作曲された作家の新井満さんです。)
この曲を歌うときの彼女は黒を基調とした大変シックな装いですが、今年の紅白ではどんな
衣装でこの曲(紅白でこの曲を歌うと自分勝手に決めていますが・・)を歌うのか楽しみです。
万葉時代をイメージした衣装でしょうか、それともシックな黒でしょうか?
                                           2007.07.19(日)
ちょっと難しい曲ですが、「ムジカ」 共々是非覚えて歌って見たいと思っています。



これは、わが家の池の金魚です。今年も2匹ほど池の中で増えました。
以前は産卵すると別の水槽に移して育てましたが、管理が大変なので自然に任せています。
金魚たちがおっとりしている為、アオサギやカラスに食べられてしまうのでやむなく池の上に
網を被せています。 そのため網越しの写真になってしまいますが、金魚たちはしょっちゅう
水草(カボンバ)の上で横になってこのように昼寝をしています。そばによっても動きません。
小枝などでそっとつつくと慌てて水中にもぐります。今日も家人が、金魚が一匹駄目みたいと
云うので見に行くとこの始末です。家人も枯れ草でつついてみたようですが動かないとの事
です。そこで少し太目の枯れ枝でそっとつついてみたら案の定、大慌てで逃げていきました。
金魚たちはみんな元気ですがこんな様子ですから、網をはずせません。 困ったものです。
                                          2009.07.12(日)



政治と宗教の問題に関しては極力話題にしないようにしていますが今、中国西部の新疆
ウイグル自治区の区都ウルムチ市で混乱が続いています。 新聞によると7日には漢民族
1万人以上が「反ウイグル」を叫びデモ行進をし、一部が暴徒化してウイグル族経営の商店
を襲撃するなど暴動が拡大し、双方が被害者意識を深め、民族間の対立が激化していると
報じています。この暴動により140人以上が死亡し800人以上が負傷した模様です。
これを受けて、主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)に出席するためにイタリアを訪れていた
中国の湖錦濤国家主席は予定を変更して急遽帰国しました。

漢民族と50を越える少数民族で構成される中国は、チベット自治区問題はじめ周辺地区で
の紛糾が続いています。そして国際社会で中国の人権問題が大きく取り上げられています。

以前、私はこの欄(2009.01.25)で中国での死刑執行の状況を取り上げましたが、人の命が
非常に軽んじられ、言論の自由や都合の悪い報道が一方的に制限される共産党一党支配の
この中国が、約13億人、全人類の20.1%を占める世界最大の民族集団である漢民族が
世界第二の経済大国になり軍事大国になり、そして金と力ずくで世界を席巻する時・・・ 
日本はいったいどうなるのでしょうか・・
(中国内での漢族「漢民族」は中華人民共和国の全人口の 94 パーセント以上を占めます)

間もなく衆議院が解散され、新たに選出された議員が政党が知恵を集めて明日の日本を
造っていかなくてはなりません。 その時、政治や行政が真に国民の幸せのためにあって
欲しいと願っています。 そのためにも私達は選挙で棄権をしてはなりません。よく見極めて
必ず投票に行きましょう。                         2009.07.08(水)
上の写真は、ウルムチ市内で棒やスコップを手に「ウルグイ族を殺せ」などと気勢をあげる
                                      漢族住民。(AFP時事より)
下の写真は、庭の額紫陽花(ガクアジサイ)




昨日の石川遼選手の16番見ましたか? 凄かったですね・・鳥肌が立ちました。
TVの放映が始まった午後3時では、前日まで3打差で単独トップだった彼が12番パー4で
OBを連発して7オン2パットで9つたたき、首位を分け合っている場面でした。
しかし、その後の石川選手は頭を切り替え、「ここからが勝負」と思ったそうです。
そして16番パー5の第3打はグリーン右ラフから30ヤード、果敢に打ったアプローチは
強い打球で、外れればかなりオーバーすると・・、 見ていた私は思わず早い早いと声を
出してしまいましたが・・。
何ということでしょう真っ直ぐピンに当ってカップインのチップインイーグル。
これで2位に3打差として再び単独首位に立ち、結局2位に3打差の-13で優勝し日本選手
史上最年少の17歳で全英オープンの出場資格を文句なしに獲得しました。
抜群の練習量で鍛えた技術、そして若さ溢れる攻めのゴルフ、かてて加えて幸運の女神も
遼君には味方しているようです。 しかし彼のゴルフを見ていると 「運も実力のうち」 という
言葉は彼の為にあるように思えてきます。
これからが本当に楽しみなゴルファーです。 変なタレント活動などに目をくれず真っ直ぐに
伸びていって欲しいと思います。
赤い勝負服が世界のひのき舞台で活躍する姿を楽しみにしています。
                                        2009.06.29(月)
写真は、間もなく咲きそうな庭の 「メドー・セージ」(シソ科)



孫が七人います。 その一人、小学3年生の孫が「第58回所沢子ども写生大会」で特選に
(上の写真)、中3の孫が特賞にと二人揃って、出品作品1,112点の中から入賞しました。
市役所の「市民ギャラリー」に展示されたので妻と見に行ってきました。
画用紙いっぱいに描いた西武園の遊戯施設の絵は明るく楽しく、じじ馬鹿と云われそうで
すがとても良い作品でした。                         2009.06.21(日)
話しは違いますが、地中海・エーゲ海方面クルーズの旅のページが大分出来てきました。
まだまだ未完ですが、これからクルージングを計画されたり、近々行かれる方の参考に
なれば幸いと思います。  「海外の旅」または、こちらをクリックしてご覧ください。

 



謝罪するという事はこういうことなのでしょう!
足利事件(1990)をめぐり釈放された菅家利和さん(62)が今日、栃木県の県警本部で
石川正一郎本部長から「長い間、つらい思いをさせたことを心からお詫び申し上げます」
と深々と謝罪を受けました。 TVを見ている私達にも心が伝わる謝罪でした。
今まで、いろいろな謝罪の場面を散々TVで見てきましたが心の伝わらないうわべだけの
謝罪ばかりでした。

この謝罪は菅家さんの心に真っ直ぐに伝わったようで、面会後本部長には「許します」と
伝えたようですが、当時取り調べた人や鑑定人、裁判所には絶対謝ってほしい。と語った
そうです。
それにしても、さぞかし辛かった長い勾留生活を一気に解消したような晴れ晴れとした
笑顔はとても爽やかです。
若し私が菅家さんの立場だったらとてもこんな顔は出来ないでしょう。
去る5月21日のこの欄で「裁判員制度」について記しましたが、どうか間違っても冤罪で
泣く様な人が出ないことを心から祈るばかりです。
           2009.6.17(水)



明日からボランティアでお手伝いしている地元小学校のホームページ更新の作業に
取り掛かりますので、取り急ぎ地中海方面クルーズのページを写真だけでもと思い
掲載しました。 まだまだ未完成ですがお時間がありましたら覗いて見てください。
「海外の旅」をご覧になるか、「こちらをクリック」 してください。

文章や写真の追加を考慮すると今月中に完成するか疑問ですが、出来たところから
写真だけでも載せていきたいと考えています。
            2009.6.15(月)

写真は、カプリ島の「青の洞窟」内にて:現地6月1日



 JTBの某支店主催の「わたしの感動の旅」写真コンテストに
 応募した南米の旅(昨年10月)の一枚が大賞(1名)に選ば
 れたと連絡をいただき、先ほど都内まで出向き大賞の賞品
 (JTB旅行券ナイストリップ2万円)を頂戴してまいりました。

 応募した写真は「イグアスの滝」に向う途中、無数のチョウが
 飛び交っているのに出会い、列車の中から撮った一枚です。


 選考は、(社)日本写真家協会会員の玄 一生先生で、受賞
 作品は主催者ホームページおよび店頭に掲載との事です。

 写真は好きで若いときから撮ってきました。新聞社をはじめ
 色々な写真コンテストがあり、今迄も妻から応募して見たら
 と何回かいわれましたが、今回初めて応募したのが「大賞」
 に選ばれ吃驚しています。  ありがとうございました。


                      2009.6.13(土)



例によって溜まった新聞に目を通し、郵便物を整理しスーツケースを始末して・・などなど
メールをあけたら旅でご一緒だったNさんから早々に写真を送っていただきました。私も大急
ぎで1000枚近い写真を整理し、Nさん始めメールアドレスの分かっている方に送付しました。
ついでに風景を中心とした簡単な写真集をHPに掲載しました。(ここをクリックしてください
まだほんの一部の写真だけで文章は一切入っていません。
これから同行者の方々の写真や説明文などを掲載していく予定です。

話しは違いますが日経平均、今日の終値は8ヶ月ぶりに10,135円82銭と一万円台を
回復しました。

                                          2009.06.12(金)
写真は、モナコ公国のモンテカルロ港
(右に見えるひと際大きな船が乗船したルビー・プリンセスです。:現地5月29日)



先月27日から、地中海・エーゲ海方面に出かけて昨日帰って来ました。
幸い好天にも恵まれ、穏やかで楽しい船旅でした。
海外へ旅行中はいつもCNNニュースを見ることにしていますが、年々日本の露出度が
減っている事がとても気になります。

今回の旅行ではサッカーや北朝鮮の話題、エールフランス航空便が大西洋で消息を絶ち、
同機の残骸と見られる金属片が発見された映像などが放映されていましたが日本に関して
は株価と為替と天気情報が各国と並んで放映されるだけでした。
便りのないのは無事の証拠と云えないでもありませんが、昨夕麻生首相が記者会見で発表
した温室ガス15%減のニュースだったら放映されているかも知れません。 日本頑張れ!

旅行の詳細は、多分2〜3週間くらい掛かるかも知れませんが追い追い「海外の旅編」に
掲載致しますので時々覗いて見てください。 
               2009.06.11(木)
写真は、ベネチアのサンマルコ広場(入港中のルビー・プリンセス船上より:現地6月8日)



刑事裁判に一般の人が参加する「裁判員制度」が今日からスタートしました。
今日以降に起訴される殺人などの重大事件が対象でくじで選ばれた6人の裁判員が3人の
裁判官と共に被告の有罪・無罪と有罪の場合の刑罰を決めます。     2009.05.21(木)

裁判員制度は、ある意味では世情に疎い(?)プロの裁判官で運営されてきた刑事裁判に
国民の良識を反映させ、司法に対する信頼を向上させるのが狙いといわれています。

施行に当り私は、制度の善し悪しは兎も角、米国映画 「十二人の怒れる男」(1957年作)を
思い出さずにはいられません。

人が人を裁くと云うことの大変さを考えさせられた52年前の作品です。

十二人の怒れる男
物語は、ニューヨークの法廷で始まります。
殺人事件の審理が終わったところで十二人
の陪審員達は評決のため陪審室に引上げ
て来ました。
被告は日頃から不良と目されている十七歳
の少年で、実父を飛び出しナイフで刺殺した
容疑でした。
その日は夏でも一番暑い日だったので十二
人の男性は疲れ切っており、早く評決を済ま
して家に帰りたい気持ちが各々の顔に浮か
んでいました。
 第一回の評決は11対1で有罪を主張する者
 が圧倒的でした。有罪に反対したのは第八番
 (ヘンリー・フォンダ)ただ一人で、「被告の少
 年は貧民街に育ち、九歳の時には母を失い、
 殺された父親は前科者だから、少年に凶暴性
 のあるのは当然だが、辛い十七年の生涯を
 送って来たのだから、ここで一時間くらい考え
 てやってもいいだろう」 と提案しました。


 第三番(リー・J・コップ)が証拠を読上げました
 殺人の行われた部屋の真下に一人で住んで
 いる老人が、殺人の起こった夜、十二時十分
 に大声で「殺してやる」と怒鳴った少年の声を
聞いたと証言し、それから直ぐ人の倒れる物音がしたので、老人がベッドを降りて廊下に出て
見ると、被告の少年が階段を駆け降りるのが見えたと証言しました。
警察は被害者の胸にナイフが突き立っているのを発見し、逮捕された被告の少年はその時間
に映画を見ていたと申し立てるますが、どんな映画だったか思い出せないと云う。
第十番(エド・ペグリー)は、道路の向かい側
に高架鉄道を挟んで殺人の行われた部屋と
向かい合って住んでいるオールド・ミスが、
折から通過した空列車の窓を透して殺人を
目撃したと述べました。

第六番(エドワード・バインズ)は、アパートの
住人達が親子がその晩口論したと証言した
事を言い出しました。
これに対して第八番は、目撃者は一人きり
だし被告の逃げる後姿を見たのも一人きり
なのでこの二人が間違っているかもしれない
と反論しました。
陪審員達は凶器のナイフを再検討することにしました。 このナイフは被告が殺人のあった晩に
買ったことを認めています。しかし被告はそのナイフはポケットの穴から落ちたので、法廷に持ち
出されるまで見かけなかったと述べています。
第八番は突然立ち上がると、自分のポケットからそれと同じ形のナイフを取り出して一同に示し
ました。
 このナイフの効果は十分にあり、二度目の評決は無記名(無番号)で行われ、無罪が
第八番以外に一人、第九番(ジョセフ・スゥイーニー)が増えました。
 味方が出来た事に力を得た第八番は「被告
 の父は乱暴者だったから、彼を殺してやりた
 いと思っていた者は大勢いたかも知れず、ま
 た殺人を目撃した女は、高架鉄道の通過の
 際に犯行を見たというが、猛烈な音を立てて
 列車が通っている時、どうして老人が被告の
 声を聞き取れただろう」と言い出しました。

 第九番は、「あの老人は人々の注意を引きた
 かったので、あんな事を云ったのではないか」
 と云い。 第十一番(ジョージ・ウォスコヴェク)
 は、「若し、少年が犯人なら、なぜ捕まると分
 かっている家に帰ったのだろうか」疑問を投げ
 かけました。

 評決が取られ、今度は無罪を主張する者が
 四人になりました。
 第八番は第四番(E・G・マーシャル)に、前の
 月曜に見た映画の題名とスターの名が言える
 かと尋ね、第四番は思い出せませんでした。
第二番(ジョン・フィードラー)が傷口の事に触れました。ナイフは下向きの角度で刺さっていたが
少年は5フィート7インチ、父親は6フィート2インチある。と
第五番(ジャック・クルグマン)は飛び出しナイフは必ず下手で使うものだから、背の低い少年が
突いたのでは、あの角度にはならないと説明しました。

これで、第一番(マーティン・バルサム)と第七番(ジャック・ヴォーデン)、第十二番(ロバート・
ウェバー)も無罪側につき、第四回目の評決は九対三で無罪が逆転しました。

有罪を主張するのは頑固な第三番、冷静な
第四番、狂信的な第十番(エド・ペグリー)だ
けとなりました。


何気なしに、第四番が鼻の両側をこすり始め
ました。眼鏡の跡を消そうとする癖です。これ
を見た第九番が証人の女も同じ動作をしと事
を想い出し、法廷では眼鏡をかけていなかっ
たが、近視に違いないと言い出しました。
そのあとを受けた第八番も 「眼鏡をかけた
まま寝る者はいないから、被告が殺人を犯す
のを見たという証言は嘘だ」と断言しました。

こうして有罪を主張するのは第三番ただ
一人となりました。

 第八番は、なぜ有罪と信じるのかと第三
 番に訊ねました。
 第三番は思うことを色々云いましたが論
 旨は一貫せず、遂に自分の敗北を認め、
 無罪側に転向しました。
 こうして陪審員の評決は全員一致で無罪
 と決定しました。

 ラストシーン
 法廷を出た十二人は、互いに名前も知ら
 ず夏の陽の傾いた街に散っていきました。


                プログラムより



 12 angry men 

 十二人の怒れる男

 製作 ヘンリー・フォンダ
 監督 シドニー・ルメット
 主演 ヘンリー・フォンダ


 第7回 ゴールデン・ベア
 ベルリン映画祭最優秀作品賞受賞




国際交流事業に参加後、カナダから帰国した高校生ら4人の新型インフルエンザの感染
が確認されました。 今回は国内での感染ではないとしても、いずれは時間の問題です。
ただ、比較的毒性が弱いのと高齢者の感染が少ないのは救いです。 多分高齢者には
このウィルスに似たウィルスへの免疫がいつの間にか出来ていた為とも考えられます。

新型インフルエンザではありませんが、我が家では5日ほど前から蟻の被害で頭を痛め
ています。 今までは家に入ってきた「蚊と蝿とゴキブリ」は駆除してきましたが、その他の
生き物(蜘蛛、蜂、百足、蟻やその他の昆虫)はそっと捕まえて外に出していました。


5日ほど前の朝、台所に蟻が2匹いたので1匹は外に出しもう1匹は見失ってしまいまし
たが、 そのまま家人とウォーキングに出かけ数時間後帰宅したところ、冷蔵庫辺りから
蟻の行列が出来ていました。 吃驚して殺虫剤を噴霧し駆除しました。 そして何事もなく
二日間(雨の日でした)が過ぎ、天気が良くなったので外出し帰宅後、妻が夕食の支度を
していて調味料の入った引き出しを開けたところ、またしても蟻の大群。大急ぎで引き出し
ごと庭に出し殺虫剤を噴霧し駆除し、蟻の歩いたところを丁寧にふき取りました。

翌朝、インターネットで調べ薬局で聞いたら、「ゼリータイプと顆粒タイプ」セットの薬品が
あり、黒蜜配合のゼリーに蟻が誘引され顆粒薬剤を巣に持ち帰ると巣が全滅するとの事。
可哀想ですが背に腹はかえられず、これを購入して蟻がうろうろしている場所にセットしま
した。 黒い小さな蟻ですがたちまち数匹が群がり中には顆粒薬剤を咥えて巣にかえって
いく蟻もいて、これなら上手くいきそうだと思い様子をみていたら、やがて蟻はいなくなって
しまいました。持ち帰った顆粒薬剤はせいぜい4〜5粒なので、まだ効き目があったとは
思えません。どうやら蟻達がこの餌は危険だと察知して遠のいたとしか考えられません。

そして今日。今は午後6時ですが、何処にも蟻の姿が見えません。 このまま蟻は来ない
のか、それとも又別の場所に突如現れるのか戦々恐々としています。

先ほど、民主党小沢代表の辞任が報道されました。
それや新型インフルエンザとは比ぶべくもない事ですが、目下のわが家の課題は蟻の
侵入をいかに防ぐかで大わらわです。                2009.05.11(月)
写真は、庭のシラン(ラン科シラン属)



雨音を聞きながら菖蒲湯に浸かっていたら、子供の頃の銭湯の想い出が蘇ってきました。
私の育った子どもの頃は、ほとんどの家に内湯などありませんでした。端午の節句のこの日、
銭湯では二つの湯船いっぱいに菖蒲が浮かんでいて独特の香気が鼻を刺激しました。
今思えば清潔とは思えませんが、浮いている菖蒲の根元をちょっと口に含んで咬んでみたり
したものです。
そんな事を思い出しながら香りをかいだり、かんでみましたが昔日のような感覚には遠く及び
ません。 多分、子供の頃はもっと新鮮で感受性が豊だったからでしょう。 

菖蒲にはこの香気があるので邪気を祓い災いを遠ざける意味と、勝負に通じることから男子の
出生を祝って、江戸時代中期からこの習慣が広まったといわれています。
また菖蒲の精油成分が皮膚を刺激して血行をよくしたり、腰痛や神経痛をやわらげる効果が
あるそうです。
花菖蒲(アヤメ科)だと思っていたら、お風呂に入れる菖蒲はサトイモ科で花菖蒲とは別物だ
そうです。                                   2009.05.05(火)
写真は、雨に濡れた庭のアヤメ(アヤメ科アヤメ属)



今日から風薫る五月ですが、新型インフルエンザの警戒レベルがフェーズ5に引上げられ
日本でもカナダに研修旅行に行っていた横浜の高校生が感染の疑いありと発表されました。
WHO(世界保健機関)では30日この新型インフルエンザを「インフルエンザA」と呼称すると
発表しました。
TV番組などではマスクの着用方法やうがい、手洗いの実行を呼びかけています。こうなると
風薫るどころではありません。
「インフルエンザA」が世界中に広がるのを阻止することはとても困難なことですが、願わくば
このインフルエンザの毒性が弱く、有効なワクチンや薬が一刻も早く開発される事を祈ります。


今日の東証日経平均株価は続伸し終値は前日比149円11銭(1.69%)高の8、977円37銭と、
4月10日の8、964円を上回り、1月7日の9、239円以来約4カ月ぶりの高値水準で引けました。
後場終盤には取引時間中としては約半月ぶりに9、000円台を回復する場面がありました。
一方米国ではクライスラーが破産法を申請する等世界は刻一刻と目まぐるしく動いています。

こんな時、私たち凡人はどう対処したら良いのか分かりません。 嵐が通り過ぎるのをじーっと
身を低くして耐えているのが良いのか、こんな時だからこそ積極的に動いた方が良いのでしょ
うか・・
そんな人間社会を横目に、自然は「年年歳歳花相い似たり、歳歳年々人同じからず」です。
わが家のアヤメも昨年と相い似て明朝は花開きそうです。        2009.05.01(金)

写真は、庭の「アヤメ」(アヤメ科アヤメ属)  下の写真も、庭の「ハナミズキ」(ミズキ科)



冬に逆戻りしたような肌寒い日が続きましたが、昨日は風もおさまり爽やかな一日、友人が
館長をつとめる国の登録文化財、「所沢郷土美術館」を訪ねてきました。

昨日は平日なので閉館中でしたが来月の3日から6日迄と5月中の日曜日に特別開催される
「竹久夢二展」の準備に追われる館長の平塚君からいっとき 「夢二展」 について、あれこれ
楽しい話しを聞かせてもらいました。


国の登録文化財 「所沢郷土美術館」は所沢駅西口から徒歩15分位、久米の南稜中学校
坂下にあります。今回の夢二展には下記に記したように所沢に所縁(ゆかり)の作品も展示
されます。入館は無料ですので連休の一日を散歩がてらご家族連れでお出かけになったら
如何でしょう。 
「所沢郷土美術館」のページは「こちらをクリック」してください。   2009.04.29(水)

「竹久夢二展」の開催日時は来月、

5月3・4・5・6日と5月中の日曜日
午前10時から午後4時30分迄です。



今回の展示作品は、夢二の生まれ故郷
岡山にある「夢二郷土美術館」の所蔵の中
で特に人気の高い美人画掛軸(肉筆画)の
復刻版6点と雑誌「若草」創刊号(大正14
年10月)、「大大阪」(大正15年)の表紙絵
となった美人画(いずれも木版画)等です。

それに今回は所沢に関係する夢二の貴重
な作品として昭和のはじめ、夢二にお願い
して画いていただいた「
所澤小唄」の絵は
がき(越阪部三郎氏所蔵)も展示されます。



館長の平塚君は
展示作品は15点。大正浪漫の古き良き
時代を伝える夢二ならではの見応えある
美術展です。 ぜひ大勢の方にご覧いた
だきたい。 
と云っていました。



先日(10日)出かけた折の新宿御苑の写真です。 まだまだ桜は大丈夫です。
新宿御苑の桜写真集(昨年のものですが)があります。 「こちらをクリック」してください。
「早中の観桜会」の写真を掲載しました。
ご覧になる方はパスワード(先生の苗字を英数字で入力)が必要です。
こちらをクリック」してください。 パスワードが間違っているとトップページにリンクします。
                                       2009.04.12(日)



毎年、この時期に中学時代(早中)の仲間達と新宿御苑で「観桜会」を開いています。
東京の桜の開花は3月21日でしたが、その後気温が低かったせいで満開まで十数日
かかりましたが、ここに来て初夏を思わせる陽気が続き今日は絶好の花見日和でした。

一年ぶりの再会もあり和気あいあい楽しいひと時を過ごしましたが、残念なことに今年
から苑内の売店でアルコール(ビールやお酒類)の販売がなくなった上、持込まで禁止
となりました。 そして飲みたい方は苑内のレストランでお飲み下さいといった意味の
看板が出ていました。 毎年ここでお花見をしていますが、今までお酒での乱痴気騒ぎ
など見たこともありませんし、空缶が散乱していたことなどもありません。
苑内のレストランでは飲酒がOKで、それ以外は持ち込みも売店での販売も禁止とは
意味が分かりません。 まったく変な話ですね・・・。

それでも、病院から点滴の途中でちょっと抜け出してきた友も含め大の男が14人、
サンドイッチやお握りとお茶(知らずに持ち込んだ人を除き)で桜花を楽しみました。

クラスの皆様、「観桜会」の写真集は、もう暫らくお待ち下さい。  2009.4.10(金)



東京国立博物館で開催されている、国宝 「阿修羅」 展に妻と行ってきました。
信仰心があるわけではありませんが、好きな仏像を見ていると心が和みます。
私の好きな仏像は広隆寺の弥勒菩薩半跏像とこの興福寺の阿修羅像です。
特にこの阿修羅像のちょっと眉を曇らせた憂いを含んだお顔に惹かれます。


昨年3月にも国宝の日光・月光菩薩立像や八幡三神坐像、天平絵画を代表する
吉祥天像などなど薬師寺の国宝や寺宝約50点が展示されて拝観し、特に3mを
越える日光・月光菩薩立像は光背がはずされての初公開で前後左右からと、
お顔と同じ高さの特設台からじっくり拝見させていただきましたが、今回も同様
な展示方法で時計回りに一回り、間近でゆっくりと拝観させていただきました。
ついでと云うわけではありませんが「秋元順子コンサートツアー」に行って来ました。
本当は、今日のコンサートのチケットは1月17日に購入していたので「阿修羅展」が
ついでなのです。最近は交通費も馬鹿にならないので出かけるときはなるべく無駄
なく行動するようにしています。
前々から秋元順子の事はこの欄でふれていますが念願かなってのコンサートでした。
1,500名満席の東京国際フォーラム ホールCの前から5列目で、妻共々心行くまで
秋元順子 〜愛のままで・・・〜 を堪能してきました。
      2009.04.09(木)



スーパーでいい筍が安く売っていたので、身欠きにしんと一緒に買ってきました。
早速、家人が「筍ご飯」と「筍と身欠きにしんの煮物」を作ってくれました。
特に「筍と身欠きにしんの煮物」は私の大好物で、ビールが一段と美味しくなります。
ちょうど庭の「木の芽」(サンショウの葉)が手ごろな大きさになったので摘んで添えます。
しばらくは筍を使った料理が楽しめます。  写真は、庭の「木の芽」と「筍とにしんの煮物」
最近では野菜でも魚でも季節に関係なく売っ
ているので、季節感や旬の味という感覚が
薄らいでいますが、筍に続いてやがて魚屋
に「初がつお」が並ぶといよいよ初夏がやっ
てきます。


話しは違いますが、北朝鮮のミサイル打上げ
に関する日本の誤報問題は誠にお粗末。
その上、事細かに要らぬことまで報道し日本
の防衛上の手の内までさらけ出し、この方が
もっと心配な事です。 何でも発表してよいと
云うものではありません。

有馬温泉と姫路の旅」掲載しましたので
ご覧下さい。       2009.04.06(月)



穏やかで暖かなお天気との予報でウォーキングに出かけました。
東川の桜も、航空公園の桜も満開まではあと一息。明後日の日曜日が見頃になりそうです。
今年の桜は開花日の早さに比べ、その後の寒さのため咲くのを躊躇っている様にみえ早くも
葉が出てきている様です。私の記憶では葉と花が一緒なのはヤエザクラだったようですが・・

わが家の庭ではトカゲが姿を見せ自生のスミレが咲き乱れ、野蕗(フキ)が大きくなり木の芽
(山椒)もグングン伸びています。 そして八百屋さんの店先には筍が売られ始めました。


ロンドンで開催された金融サミットでは世界で500兆円の財政出動に踏み切る方針が表明
され、ニューヨーク株式市場のダウは3営業日続伸で一時、取引時間中としては二月上旬
以来の8,000$を回復、東証株価も日経平均大引けは3日続伸の8,749円84銭でした。
少しずつ、少しずつですが世界経済が上向いて来ているような気がします。

「朝の来ない夜はない」とは作家、吉川英治の言葉だったと思いますが、やがて夜が明けた
世界は政治、経済、暮らし、価値観などが今までとは様変わりの様相になることでしょう。
そして国家間の力関係が微妙に変化していることでしょう。 日本の政治家達よ政権争いに
明け暮れている場合ではありませんよ。
              
写真は、東川の桜                             2009.04.03(金)



今日からJR東日本の駅のうち首都圏を対象とした全面禁煙が始まりました。
煙草の害については、この欄でもたびたび掲載してきましたが、ようやくJR東日本でも都心
から50km圏内の226駅に導入されました。 ただ東京駅など4駅にある密閉型の喫煙室は
残されたようです。

先日、結婚式に出席のため新幹線に乗車しましたが「のぞみ」の指定席を往復とも5号車で
購入しました。理由は喫煙車両が3号車と7号車だからです。 5号車以外では隣の車両が
喫煙車両なので自動ドアの開閉のたびに煙が流れ込み嫌な臭いに悩まされるからです。


ところで今回乗った「のぞみ」は昨年7月から全車両が禁煙で、代わりに喫煙ルームが設置
されていました。 上記の写真が喫煙ルームです。 まあ完全に紫煙が外に漏れないとは思え
ませんが、肩身の狭くなった愛煙家にはせめてもの憩いの場所です。
乗務員に聞いたところまだ全部ではないようですが半歩前進といったところでしょう。

つい最近民営化されたとはいえ、現在もその税収が国と地方の大きな財源となっています。
肺癌をはじめ健康に害があることがはっきりしているのに、一度習慣になってしまうと中々
禁煙が出来ないのが煙草です。

もっと、煙草の害を鮮明に打出して青少年が好奇心等から喫煙の悪癖に手を出さないように
家庭も学校も大人も、そして国や自治体も今以上に努力すべきでしょう。

写真は、新幹線「のぞみ」の喫煙ルーム                 2009.04.01(水)



姪の結婚式に出席の為、準備もふくめ27日から妻と有馬温泉経由で姫路に行ってきました。
東京の桜の開花は21日との発表でしたが、ここ姫路では28日現在一分から二分咲きでした
が土曜日だったので姫路城三の丸広場では、あちこちでビニールシートを敷きつめ、花見客
が花冷えの中、ちょっと盛り上がりには欠けていましたが「花より団子」で楽しんでいました。

平成5年、日本で初めてユネスコの世界文化遺産に登録された姫路城には、この日も大勢の
観光客が訪れ、特に五層六階の天守閣内部を見学するだけで一時間半ほど掛かる混雑振り
でした。 姫路城は以前にも訪れていますが、その時は観光客も少なく天守閣も30分ほどで
見学した記憶があります。

昨29日、厳粛な結婚式・和やかな披露宴に出席し、新幹線で無事帰宅しました。
今回の有馬温泉や姫路城の様子は、編集して後日 「日本の旅編」に掲載いたします。

写真は、姫路城(別名は白鷺城) 3月28日写す。           2009.03.30(月)



今年も先日「人間ドック」へ行ってきました。 成績表は郵送もしてくれますが毎年、先生か
ら直接結果を伺うようにしています。
14年連続で受けていますが、人間ドック成績表を受取るときはいつも緊張をします。
なにか異常があると云われるのではないかと心配します。
しかし最近では、なにかあればすぐ精密検査を受けて必要な治療を受ければよいと考える
ようになりました。
今までも異常を見つけていただき早急に対処してきたので幸い事なきを得てきたことは、
このページで過去に何回か掲載している通りです。

最近TVなどで、知名人が「自分は大丈夫と思っていたのに癌が発見され転移していた。」
などの話しを聞くたびに早期発見、早期治療の必要性を痛感しています。

今回は家人共々、「体重を管理し食事に気を配り、運動を継続するよう」 にとの事で特に
異常はありませんでした。 本当に良かったと思っています。

写真は、東川の桜                             2009.03.19(木)



平成5(1993)年6月に現在の二世帯住宅にして早15年の月日が流れました。
長年使い込んできたガスコンロのグリルの火が3〜4日前から点かなくなってしいました。
原因は多分センサー(サーモ)だと思われます。
ガスコンロについては最近二階の息子から、安全性も考えてそろそろIHクッキングヒーター
にしてはどうかとの話しも出ていましたが、もう少し先の事と思っていた矢先のことでした。

現役を退いて5年になりますが、料理づくりの好きな私の希望で以来朝飯の支度は私が受け
持っています。毎朝、必ず焼き魚を一品つけますのでグリルの着火不良は誠に残念な事です。


2日ほどは電子レンジとフライパン併用(焦げ目をつける為)で鯵や秋刀魚を調理しましたが、
やはり思い通りには仕上がらない為、昨日メーカーに連絡し今日サービスマンが修理に来て
くれました。 やはりサーモカップルが破損しており40分ほどで修理は完了しました。
料金は、出張費も含めて7、140円でした。 (IHクッキングヒーターは暫らくお預けです。)

集金を終えたサービスマンの方が「こんなに綺麗に使ってくださってはメーカー泣かせです。
まだまだ充分使えます」と云って帰っていかれました。 リンナイのガスコンロ、まだ暫らくは
私達夫婦のお相手をしてくれそうです。

これで明日から又、美味しい焼き魚を今までどおり食卓に供する事ができます。

写真は、修理を終えたガスコンロ                      2009.03.18(水)



所沢MUSE(ミューズ)で一昨日から歌川広重「東海道五十三次」展が開催されたので家人
と出かけました。 ご存知、広重は江戸時代後期に「旅の絵師」と評された浮世絵師です。

「東海道五十三次」は江戸・日本橋から京の三条大橋まで橋に始まり橋で終わる作品です。
各作品には解説と共に昔と今の写真が展示されていて、これは大変興味深いものでした。
版画が出来上がるまでの色ごとのサンプルの説明がされていましたが、絵師や彫師、摺師
の仕事振りや道具などが、ビジュアル化され紹介されていたらもっとよかったと思います。
展示は3月29日まで、料金は700円(小学生以下無料)です。

日本橋は現在、上を高速道路が跨ぎ昔の面影はありません。
ひところ高速道路を移設する話しがありましたが、今はどうなっているのでしょうか?

展示された55点は、ニューヨークのコレクターが秘蔵し保存状態のよい作品だそうですが、
昔、銀座の泰明小学校そばのリッカー美術館(現:平木浮世絵美術館)にしばしば立ち寄り
その素晴らしい浮世絵のコレクションに触れてきた私には、残念ながらちょっと期待はずれ
でした。


この欄の更新が多忙の為、前回からちょっと間が空いてしまいましたが・・
最近は、有り難いことに現役並みの忙しさ(ボランティアなので収入は伴いませんが・・)
昨日も朝一番で近くの小学校校敷地内の雑草と側溝に溜まった泥土の除去作業に参加し
ました。 普段使わない筋肉を使った為今日は朝から身体の節々が痛みましたが、直ぐに
痛みが出たのは若い証拠と自己満足をしています。         2009.03.16(月)




「おくりびと」 本木 雅弘主演、滝田 洋二郎監督、アカデミー賞外国語映画部門受賞作品
楽団が解散した為、妻美香(広末 涼子)と共に母の住んでいた山形に移り住んだチェロ奏者
大悟が探した仕事は「旅のお手伝い・・」 広告が誤植で「旅立ちのお手伝い・・」 納棺の仕事
でした。 強引な社長(山ア 努)に最初は戸惑い悩んでいた大悟もやがては、悲しいはずの
死者との別れを、尊厳とやさしい愛情で満たす納棺師の仕事を天職と感じ始める。
仕事の内容を知ってしまった美香は実家に帰ってしまうが、妊娠していたことが分かり戻って
は来るが、仕事は変えてほしいと大悟に迫る・・・
そんな時、大悟の納棺の儀式に立会い、その真剣で温かな死者への振る舞いを目の当りに
した美香は次第に夫の仕事を理解していく。
そして終盤、死者を粗末に扱おうとした関係者に美香が凛とした口調で 「夫は納棺師です」と
告げる・・。 ひときわ感動のシーンです。

大悟(本木 雅弘)の奏でるチェロと純白の白鳥が飛びかう美しい庄内平野の田園風景・・・
広末 涼子、山ア 努、余 貴美子、吉行 和子などの確かな演技と共に、笹野 高史がしっかり
脇を固めてくれました。   是非是非ご一覧あれ。


最近、年を重ね涙腺が弛んだせいか後半は最後まで涙がとまりませんでした。
写真は、「おくりびと」のワンカット                      2009.02.27(金)




一昨日、妻は友人三人と奥武蔵に出かけ宿でのんびり湯に浸かり、気の置けない女同士
夜更けまでおしゃべりに花を咲かせての一泊旅行を楽しんできました。彼女が友人や仲間
と旅することが今までも無かった事ではないし、一昨年11月心臓の手術(左冠動脈ステント
留置術)の為、一週間ほど入院して家を空けたこともありました。しかし今回の妻の留守中
はさして広くない寝室がばかに広く寒々と感じられました。 先日TVで人間は約100ワットの
熱を発散させていると聞きましたが妻が隣に居るという事はそれだけでなく、いつもの気配
が感じられての温もりなのだと感じました。 昨夜は隣にいつもの気配がありお陰で熟睡が
できました。お互い寂しい思いをせぬため、させぬ為にも元気で生きたいと思う今日この頃
です。                                       2009.02.25(水)

「おくりびと」が日本作品初のアカデミー賞外国語映画部門受賞、そして「つみきのいえ」が
アカデミー賞短編アニメーション部門受賞のダブル受賞は、このところ景気沈滞の日本に
明るい話題を振りまきました。
写真は、航空公園の一角にある日本庭園と「彩翔亭」




 オランダのハーグにある国際司法裁判所
 (ICJ)の所長に小和田恒(ひさし)さんが
 選任され6日に就任しました。日本人初の
 所長です。
 ICJは国家間の紛争を国際法に基づき処
 理し、加盟国は自国が当事者の事件につ
 いて裁判に従うことを約束する必要があり
 ます。現在、14件が審理中との事です。
 例えばコソボ問題やグルジア紛争等です。

 この国際司法裁判所が処理できる事件は
 「当事者(国)同意の原則」に基づきます。


 日本でも韓国との間で「竹島問題」があり
 1954年と1962年の2度に亘り国際司法
 裁判所に付託を提案しています。 しかし
 裁判の開始には両当事国の合意がなけ
 れば出来ないことになっています。韓国は
 この問題に対し二度とも拒否しています。

 所長の任期は3年です。13日にICJ本部
 で日本人記者団に対し 「環境、人権など
 幅広い問題で司法への負託に応えたい」 
と抱負を語ったそうです。(日本経済新聞) 小和田さんは皇太子妃雅子さんの父君です。
国際社会での日本の地位向上の為にも活躍を期待しています。 
                                        2009.02.14(土)
写真は、オランダ・ハーグの国際司法裁判所前にて




電子マネー「円天」を売りに 
豊田商事事件を上回る約
2、080億円を集め約束の
配当の見込みもないのに
出資金を騙し取ったとして
特別捜査本部は来週にも
L&G(エル・アンド・ジー)の
波会長はじめ幹部ら22人
を組織犯罪処罰法違反(組
織的詐欺容疑)で逮捕する
方針を固めました。過去最
悪の巨額詐欺事件です。
波会長は「3ヶ月ごとに9%
年利36%の利息を配当し
1年後の満期には元金も
返還するといい「協力金」の
名目で多額の現金を集め
ていました。うまい話には
乗らないようにしましょう。

話しは違いますが自民党の
菅義偉議員は景気対策の
一環として最近一部で議論
されている「政府発行紙幣」
について「非常に興味がある、今後党内でも検討を進めたい」と云っています。政府発行紙
幣は財源を心配せず日銀と関係なく発行でき、また国債と違い利払いが不要です。それを
一定のルール(使用方法など)で国民に給付すれば日銀券と同様に使え景気を刺激する事
が可能と考えられています。
私は反対です。「悪貨は良貨を駆逐する」という諺があります。名目価値は同じでも、異なる
貨幣が同時に流通すれば「良貨」は通常貯蓄され「悪貨」が市場に広く流通するからです。
政府発行紙幣が悪貨だと決め付ける訳ではありませんが、一歩間違えると通貨が信用を失
い、インフレを引き起こす危険があるからです。

前回、私は「金は天下のまわり物」といいましたが、それは良貨のこと。電子マネーの「円天」
同様、「政府発行紙幣」も何か胡散(うさん)臭く賛成できません。
                                          2009.02.03(火)
写真、今日は節分なので焼いた鰯の頭をヒイラギで包んで門扉に取り付けました。




第二次補正予算が27日夕、成立しました。これで揉めにもめた定額給付金も三月中旬から
支給が始まります。 世論調査では支給反対の声も半数以上ありましたが、決まった以上は
喜んで受取り消費に回したいと思っています。日本経済新聞のネット調査では貯蓄やローン
返済などに回す人は29%にとどまり、旅行やレジャー等に31%、生活費の補てんが27%で
分からない12%、寄付するが0.4%で辞退するは1%でした。(全国の20代〜60代の消費者)
支給に反対の人は辞退したり、一旦受取った上でしかるべく所に寄付しても良いと思います

また、使い道が分からない人はこの際、住宅用火災警報器を設置したら如何でしょうか?
住宅用火災警報器の設置は、新築住宅ではすでに平成18年6月1日から義務づけされてい
て既存の住宅も平成20年5月31日、遅くも平成23年5月31日までに「寝室」と「寝室のある
階の階段
」には必ず「火災警報器(煙式)」を取り付けなければなりません。一個が4000円〜
5000円くらいです。また、熱を感知するキッチン用の警報機も設置したほうが良いでしょう。

昔から、「金は天下のまわり物」と云うではありませんか。
(本来の意味は、お金は一人の所に留まるものではなく、人から人へと渡っていき金持ちもい
つか貧乏になり、貧しい者もいつかは裕福になるチャンスがある。のようですが・・)
この際は、喜んで受取り消費に回すことによって日本中でお金が回り始めることを期待したい
と思います。お金が回り始めれば景気も上向くことでしょう。
       2009.01.29(木)
写真は、満開の蝋梅(ろうばい) 航空公園にて




中国の汚染粉ミルク事件の判決公判で22日、有害物質メラニンを混入させたとして公共安全
危害罪などで二人の業者に死刑、別の一人に執行猶予付きの死刑判決が言い渡されました。
中国の死刑は概ね判決が出れば間を置かず執行されます。執行猶予付きは服役態度などで
無期懲役に減刑されることがあるようです。 あるデータによりますと2004年に中国で死刑が
執行された死刑囚は3,400人だそうです。日本と違い政治犯、経済犯、麻薬・売春等も死刑
の対象となっています。

私は以前から死刑制度の善し悪しは兎も角としても、日本の「米や食肉などの食品偽装問題」
「ライブドアの堀江元社長や村上ファンドなどに代表される経済犯罪」、「振り込め詐欺やねず
み講などのような詐欺事件」、又「コンピューターウィルスなどで多くの人々に甚大な被害を与
えるような愉快犯」、「火災原因トップの放火」そして「少年少女を蝕む麻薬密売」等の罪は
思い切って刑を重くすべきだと思っています。 これらの犯罪は、今の日本では死刑にはなり
ませんが、法律を改正して刑をうんと重くすることで「割が合わない犯罪」と位置づけることが
大切だと思います。罰金と共に相当期間の懲役を科する事が肝要です。 道交法などは度重
なる改正で酒酔い運転等が厳しく罰せられ、交通事故死の減少に効果をあげています。
又、今の日本の法にはありませんが死刑と無期の間に終身刑の導入を考慮すべきでしょう。


因みに総務省消防庁発表の平成13年、1年間の火災件数63,591件のうち放火が8,120件で
放火の疑いのある6,288件を含めると全体の22.7%の14,408件となります。

本当は、そんな犯罪のない明るい暮らしやすい日本にしたいですね。
上の写真は「ギンギアナム」(ラン科)花の大きさは約2pです。
下の写真は麻生総理から内閣総理大臣賞を受ける朝青龍。
       2009.01.25(日)
話しは違いますが朝青龍が完全復活です。本割では白鳳に立会いの失敗から破れましたが
優勝決定戦では見事白鳳を寄り切り23度目の優勝を勝ち取りました。朝青龍をあまり好きで
はありませんが、ここ一番に対する勝負強さと精神力には頭が下がります。 それにつけても
日本人力士の不甲斐なさは何とも情けありません。 ハングリー精神などはないんでしょうね。




バラク・オバマ前上院議員(47)が20日午前11時半(日本時間21日午前1時半)からワシントン
の連邦議会議事堂前で大統領就任式に臨み、第44代米国大統領に就任しました。

就任式を終えたオバマ大統領は会場に集まった約200万人の市民を前に「対立から団結、
国民一人一人が自らに、国に、世界に対して義務を負っている・・」と力強く演説しました。

ワシントン、連邦議会議事堂前にて


連邦議会議事堂からホワイトハウスまでの就任パレードは予定時間が約1時間遅れ、午後
3時半(日本時間21日朝5時半)に連邦議会議事堂を出発した車は、ゆっくり歩く随行者と
同じ速度でホワイトハウスに向ってパレードを開始しました。

途中二度、車から降りた大統領夫妻はペンシルベニア通り沿道に詰めかけた大勢の市民に
手を振り、歓迎に応えました。 警備の人々はさぞかし大変だった事と思いました。
それにしてもケニヤ人の父と白人女性の間に生まれたオバマ氏。米国初の黒人大統領誕生に
改めてアメリカという国の凄さを感じました。
大統領は演説の中で「つい60年ほど前には地元の
食堂で食事することさえ許されなかったかも知れない父親を持つ男が、今、最も神聖な宣言を
した」と自身の事を述べました。本当に夢のような出来事が実現したのです。
他国の大統領の
事でこれほど関心を持った事はかってありません。若しかしたら自国の総理大臣以上でしょう。
無事に就任式とパレードを終え私も正直ほっとしています。 いままでもこれからも暗殺が心配
されるからです。大統領の任期は4年で3選は禁止されています。

この日、20日のNYダウ終値は7,949.09$で-332.13$の急落でした。
世界に平和を、核兵器の廃絶を、地球の温暖化にブレーキを、そして米経済の一刻も早い
建て直しを・・などなど若く聡明なニューリーダーに期待しています。
   2009.01.21(水)




少し前の話ですが12日の成人の日、近くの公民館には大勢の成人式を迎えた晴れ着姿の
男女が集っていました。道を隔てた向かいの自動販売機脇では、これまた和服姿をまじえた
男性が5〜6人盛んに煙草を燻らしていました。もちろん成人になったのだからお酒はもとより
煙草を吸うのも自由ですが、それを見た私は思わず ”可哀想に・・” と呟いていました。
旨くもなく体に害があり金もかかり、止められず、挙句にこれからの社会では益々肩身も狭く
場合によっては就職にも影響します。だから、可哀想に・・と思うのです。

私も若いときはヘビースモーカーでした。その頃は二十歳になったら煙草を吸うのが大人の
仲間入りみたいな時代でした。又、今のように煙草の害がはっきりしない時代でした。しかし
今は違います。煙草の煙の中には沢山の発ガン物質があること、又血管を収縮させ血管の
老化を早めるニコチンなどなどが分かっています。また、他人が吸った煙草の煙を吸わされる
受動喫煙の害も叫ばれています。

私が煙草をやめてから三十数年になります。妻から散々やめて欲しいと云われた挙句でした。
自分でも害を意識し始めていましたが、禁煙するまでにはずいぶん苦労しました。そしてその
禁煙の苦労や害を子ども達には味わいさせてたくないと、息子達には ”煙草は悪しき習慣で
健康に良くない事、いったん習慣になったら禁煙をするには大変な努力を要すること、何より
旨いものではないこと(喫煙者は旨いと云うでしょうが・・本当にいつも美味しいですか?)
だから、煙草を吸ってはいけない。” と言い渡しました。 お陰様で四人の息子達は誰一人と
して煙草を吸いません。今、私は七人の孫達にも機会があればこの事を話しています。
健康の為、全員が是非とも実行してくれるよう願っています。

今日は阪神・淡路大震災から14年目、6434人の尊い命が奪われました。建物の倒壊による
圧死や火災による焼死です。この地震で命を奪われた人々はさぞかし無念だった事でしょう。

人間が人間としてこの世に生まれてきたことは大変な奇跡なのです。
折角、この世に生を受けたのですから喫煙などで自分で自分の命を縮めるような愚行はやめ
ましょう。自分の為にも、大切な家族の為にも。


阪神・淡路大震災の前まで 1月17日は尾崎紅葉の名作「金色夜叉」のクライマックス。熱海の
海岸で貫一がお宮に「来年の今月今夜になったならば、僕の涙で必ず月は曇らせて見せるか
ら・・」と云った日でした。 明治も大正も昭和も遠くなりました。

話は違いますが、15日のニューヨーク・ハドソン川の旅客機不時着事件では、機長の沈着な
判断と行動が乗員乗客155人全員救出という奇跡を起こしました。 本当に良かったですね。

写真は、快晴の航空公園にて                         2009.01.17(土)



いつものウォーキングコースで白梅がもう咲いていました。
ここの白梅の開花はいつも早いのですが、今年は一段と早いような気がします。
天気予報では明日はこの辺りでも初雪が見られそうです。 寒い時は寒く、暑いときは暑く、
梅雨時には雨が降ることが自然で、農作物などにも良いのでしょう。
そう云えば航空公園の蝋梅(ろうばい)も今が満開で馥郁とした香りを漂わせていました。
写真は、東川近辺のウォーキングコースにて               2009.01.08(木)



昨日から、役所や多くの企業
が始動し始めました。

今日の東証大引けは昨年末
からの六日続伸。円安も株価
に好感をもたらしています。

毎年、あるグループ約20名で
円ドル委員会と称して年末の
円ドルレート、日経平均及び
総理大臣を予想しています。
私の今年12月1日の予想は、
円ドルレートは105円。 日経
平均は11,000円。総理大臣は
消去法で小沢一郎としました。
さて、どうなる事でしょうか?

      2009.01.06(火)
                写真は、当麻よし子所沢市長と松井公民館にて



明けましておめでとうございます。 今年も地元の「所澤神明社」に初詣に参りました。
穏やかな晴天に恵まれ神社は例年通り長い列の参拝客で賑わっていました。

いつもの様に往復約6kmの道のりを妻と歩き、世界の平和と景気の回復、そしてわが家
一族の健康と無事を祈願し破魔矢を買い、帰途これまた例年のように昼食を三崎丸でとり
3時間余の年初めの行事を済ませることが出来ました。

来年の事を言うと、それこそ鬼に笑われますが一年先の初詣の頃はどんな日本になって
いるでしょうか? 景気は? 政情は? 雇用は? 庶民の生活は? 日本人に生まれて
よかったか? そして今日と同じように二人で元気に初詣が出来るでしょうか・・・?
どうか明るい年になりますよう心から祈念しています。          2009.01.01(木)
縁起物の熊手はかなり売れていました。やはり毎年の顧客が例年通り商い繁盛を祈願して
購入しているようです。売れるたびに景気の良い手締めが聞こえてきます。
一方、福笹飾りを扱う店はちょっと寂しげでした。売り子が「幸せの木ですよ・・」などと大声で
囃し立てていましたが、ご覧のように参拝人は通れど閑散としていました。





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