佐渡ヶ島・越後湯沢の旅

ようやく念願の佐渡ヶ島に行ってきました。過去2回計画して都合で
中止した佐渡の旅。今回は三度目の正直で無事実行できました。
晴天に恵まれ佐渡で二泊、帰途は越後湯沢に一泊して来ました。

2017.05.15〜18

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 大宮8時50分発のJR新幹線MAXとき307号で新潟に向かいます。
 天気は快晴、車窓から見える山々には未だ雪が残っていました。
  
 
 大宮から1時間38分。10時28分 新潟に到着しました。

 ここからタクシーで10分余り、佐渡へ渡るための新潟港に着きました。
 
 新潟港から佐渡の両津港までは、佐渡汽船のジェットフォイルで約1時間の船旅です。
 
 ◎佐渡汽船によると新潟港〜両津港間は67km

 
 私たちの客室は2階で、全部指定席です。
 
 
 港には、海上保安庁の巡視船「ひだ」が停泊していました。
 「ひだ」はPL型(2000トン型)巡視船で全長95.0m、最大幅12.6m、総トン数1,800トン。
 
 ※PLとは、「Patrol Vessel Large」の略。
 
 11時30分に新潟港を出港した高速船ジェットフォイルは10分足らずで時速80kmに達しました。

 ※ ジェットフォイルは、船体を海面に浮上させて走行することで、3.5mの荒波でも時速80kmの
 超高速で走行することができます。ガスタービンエンジンで駆動されるウォータージェットポンプに
 より1分間に約150トンの海水を1平方センチメールにつき9kgの高圧力で噴射させて前進します。
 また、船体の前後にある水中翼の揚力で海面に浮上させます。翼走中のジェットフォイルは、航空
 機ときわめて似ています。大気の代わりに水で揚力を得ることで、海面に浮上させていることから
 “海の飛行機”と呼ばれています。
 佐渡汽船のHPより。
 
  出向してから約1時間。佐渡ヶ島の両津港に到着しました。
 
 佐渡の天候も抜けるような青空です。
 時刻は12時45分。 とりあえず両津港内のレストランで昼食をとることにしました。
 
 新鮮な刺身と魚の煮つけなどなどしっかり腹ごしらえが出来ました。
 
 
 13時30分、予約していた観光タクシーのドライバーさんと落ち合い、約3時間の島内観光に
 出発しました。
 話し上手なドライバーさんによると、佐渡で多い姓は本間、続いて中川さんだそうです。
 そういえば私の知っている中川さんも佐渡の小木(おぎ)方面出身だそうです。
 
 佐渡は周囲が約220kmもあり、面積は東京23区の1.4倍もあるそうです。(ドライバーさんの話)
 帰ってきてから友人たちと会食した折に質問したら、30km位だろうと云っていました。
 私も突然尋ねられたらきっと似たような答えだろうと思いました。(海岸線の延長は262.7km)

 最高標高は金北山の1,172mで、その西隣の妙見山(標高1、042m)山頂には日本海の一定
 空域を監視する自衛隊のレーダーサイトがあります。
 
 ここは小木(おぎ)、「たらい舟の里」で力屋観光汽船が経営しています。
 風光明媚な場所ですが、ここには大型バスが入れないので団体客はあまり来ないようで、
 この佐渡小木海岸は贅沢にも私達で貸し切りの状態でした。

 一人500円の「たらい舟乗舟券」を購入すると「佐渡おけさ」が流れ、乗舟所に案内されました。
 実際に磯ねぎ漁に使っていた舟のようで、たらい舟の中央には四角いガラス張りの海底をのぞく
 所があり、私たちはその縁(ふち)に腰掛けるように乗り込みました。 
 
 ちょっとお尻が痛かったですが約30分ほど女船頭さんが湾内を案内してくれました。
 向こうに見える赤い太鼓橋のたもとにある「お光の碑」は佐渡情話、お光(みつ)・吾作の悲恋物語を
 記念したものです。
  
 
 次は千石船の里「宿根木」(しゅくねぎ)です。 (上の写真は「宿根木町並み案内所」です。)

 かって北前船の寄港地として栄えた宿根木です。舟板などを利用して建てられた民家が密集する
 町並みは国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。

 この「重要伝統的建造物群保存地区」では、別に入場料は取られませんが「協力金箱」が置いて
 あり、私たちも何がしかの協力金を収めてまいりました。
 
 「宿根木町並み案内所」の女性と記念写真。
 
 宿根木は、中世のころから廻船業を営む者が居住し、宿根木浦は佐渡の富の三分の一を集めたと
 言われるほど栄えた当時の集落形態が今日まで保存されています。

 上は珍しい軒下の飾り。
 
 
 
 年中行事のひとつ「ちとちんとん」の解説。

 
 
 「三角家(さんかくや)」密集した場所ではきちんとした家が建てられないので、工夫を凝らして
 地形に合わせて家を建てました。
 
 この場所は以前、吉永小百合を使ったJR「大人の休日倶楽部」のポスター撮影場所で有名に
 なったところです。「知らない町を歩いたら、いつもより遠くへ旅できた気がしました。」とあります。
 
 ここには、他に公開民家「清九郎」や実物大に復元された千石船「白山丸」がありますが、明日に又、
 ここを訪れるので、その時に改めて見学することにして国道350号を走り相川の宿に向かいました。

 ※国道350号は、新潟県新潟市中央区から佐渡市(佐渡島)を経由して、新潟県上越市に至る。
  
  佐渡島内にある唯一の国道は、島内の実延長は51.6km。また海上区間が下記のようにあります。
  道路統計年表によると111.6kmが、また佐渡汽船によると145kmは海上区間であり、この区間を
  航行する佐渡汽船の2航路が国道を兼ねています。
  
  ◎新潟港〜両津港間が67km。小木港〜直江津港間が78km、合計145km(佐渡汽船による)


  ◎国道350号が接続する主な国道
             国道 8号   新潟市から京都に至る
             国道13号   新潟市から福島県相馬市へ
             国道18号   新潟県上越市から群馬県高崎市に至る


 このように海上の航路が国道になっている例が他にないか調べてみると、
 たとえば、国道42号は、愛知県田原市の「伊良湖港」と三重県鳥羽市の「鳥羽港」の間が
 海上国道になっています。「伊勢湾フェリー」で通行でき、所要時間は55分ほどです。
 このような海上国道を含む国道は、国土交通省によれば、全国に24路線あるといいます。

 この24路線のうち日本最長の海上国道はどこかというと、九州の鹿児島市から種子島、奄美大島
 などを経て、沖縄の那覇市へ至る国道58号線で、その大部分が海上区間になっています。

 
 
 午後4時30分、予定通り宿に到着しました。
今日から二日間、相川の「夕陽に 一番近い宿」がキャッチフレーズの「吾妻 夕映亭」に宿泊します。
 
  広々とした敷地の一番海岸寄りに、予約していた貸切露店風呂があります。

 
貸切露店風呂です。
 
 貸切露店風呂の目の前は「尖閣湾(せんかくわん)」。

 貸切風呂から眺めた海岸です。 波も穏やかで沖縄にいるような錯覚がしました。
 
 穏やかな海を眺めながら、のんびり露天風呂に浸かりました。

 

 
 

まもなく日没ですが、残念ながらちょうど雲が夕陽を隠してしまいました。
 
夕食は新鮮な刺身に甘エビやカニなど大満足でした。 
   


 
5月16日(火)
今日は「佐渡定期観光バス」で島内観光をします。コースは「ゴールデンロードA」 
 
最初の立ち寄り先は「トキの森公園」です。


「キン本剥製」 
 
 「キン」は日本の野生生まれ最後のトキ(メス)です。
2003年10月10日推定年齢36歳で死亡しました。
 
 
 
沢山のトキが飼育されています。

 
 
 「トキふれあいプラザ」
 
トキから私たちは見えない仕掛けになっています。現在子育て中の番(つがい)です。


 次は昨日も立ち寄った宿根木の「重要伝統的建造物群保存地区」です。
 
 公開民家「清九郎」に入ってみました。
建築面積は126.9u(約40坪)
 
 修理された時の墨書きに「安政5年」(1858)」とあるので、それ以前で弘化3年(1846)の
 水害時以後に建築されたと推定されています。
 

高いところに作られた障子は紐と滑車で開け閉めしています。 
 
 
岩をくり抜いて倉がありました。
 
 

「白山神社、石鳥居」
 
 
 
 

「称光寺」(しょうこうじ)
 
 
 


小木港で昼食後、昨日寄れなかった佐渡国小木民族博物館(千石船展示館)に入館しました。 
 千石船「白山丸」
 
 
実物大の「千石船」です。
全長23.75m 最大幅7.24m 艫高(ともだか)6.61m 積石数512石積(約77トン積み)
 
 大きいのでびっくりしました。
 
 
 


再び「たらい舟」に乗りました。
昨日の「たらい舟」とは違い完全に観光用ですから、(どちらが良いかは別として) 乗り心地や
座り心地は上々です。ついでに舟を漕がしてもらい、「筋が良いです」と褒められ、ご機嫌でした。
 
 

最後に「尾畑酒造」を見学しました。
 



今日は雲に邪魔されることなく、美しい日没を見ることが出来ました。
 
日没は6時52分。因みにこの日東京の日没は6時41分でした。


 
 佐渡金山に立ち寄りました。

 
佐渡金山 宗太夫坑(そうだゆうこう)入口(正面)


 
左は道游抗(どうゆうこう)入口、正面は 宗太夫坑(そうどうゆうこう)入口

 
 
 
 
 
道遊の割戸(どうゆうのわれど)。江戸初期の露頭手彫り跡
明治から平成元年の操業休止まで約100年間使用された坑道。

 
 
「佐渡奉行所」 
 
 

 
 「選鉱場跡」(せんこうじょうあと)
 



再び佐渡汽船のジェットフォイルに乗船。佐渡の両津港を後に新潟港に向かいました。

「新潟駅」
 


昼食は新潟駅近くの「千代鮨」で。お値段は少々高めでした。
 


新潟から越後湯沢まで「MAXとき326号」で46分 。
 
 越後湯沢の宿は「一望千里」がキャッチフレーズの御湯宿「中屋」。

一望千里とはいきませんが遠く山々や、眼下には新幹線の行き来が見える宿です。
 



「越後湯沢駅」構内の商店街「がんぎどおり」には、新潟各地の土産物が満載です。
 
 私たちも昨日に続き売り場をぐるぐる。
 
 買い足りないものを購入。
 
館内には ユニークな仕掛けや遊び心が満載です。
 
 巨大な「つるし雛」

今日の昼食も妻の大好きな「お寿司」です。
 
 
「本陣」の握りずし
ネタも上々、値段もリーズナブル。男っぷりの良い板前に満足な昼食でした。


 
 
13時8分、越後湯沢発のMAXとき320がホームに入ってきました。

過ぎてしまえば、あっという間の三泊四日でしたが、大満足の佐渡・越後湯沢の旅でした。




おまけ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 

 
 

 




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