2008.4.13〜4.16
羽田空港を午前8時5分発のJAL903便で那覇空港まで飛び更に
12時25分那覇空港発JTA611便で石垣空港に13時半ごろ到着しました。
石垣空港内で打合せするA添乗員さん(右)と現地ガイドのMさん
石垣島地方は最高気温26度、湿度は50%位
お天気は快晴とは行きませんがまあまあです。
最初の観光地は石垣島の「みんさー工芸館」
「みんさー織」に使う木綿糸が乾されています。
昔、沖縄の八重山に「みんさーふ」という木綿を藍で染めて織った
紺絣(こんがすり)の角帯(かくおび)がありました。当時は通い婚で
婚約が成立した証として女性が男性に送ったそうです。
この角帯には五つと四つの紺絣が交互に織られていました。
これは「いつ(の)世までも末永く(幸せに・・)という女性の気持
ちをあらわしたものだそうです。上の写真の角帯の模様です。
玉取崎(たまとりさき)展望台にて(石垣島)
左は「伊原間湾」、正面には「はんな岳」、右には「サンゴ礁群」が見えます。
沖縄を代表する花の一つ「デイゴ」があちこちで咲いています。
天然記念物の椰子(ヤシ) 「米原(よねはら)のヤエ ヤマヤシ」の群落を見に いきます。 |
この「ヤエヤマヤシ」は八重山群島にのみ自生する固有の種だそうです。
この米原地区には高さ10mほどの大型の「ヤエヤマヤシ」が
群生していて国の指定天然記念物になっているそうです。
休憩所で「さとうきびのジュース」(300円)を飲みました。
子供の頃にかじった懐かしいサトウキビの味がしました。
バスに乗って移動します。
立派なダムがありました。 「底原ダム」
パイナップルが実っています。
こちらは南国を代表する花「プルメリア」
今日の宿は「石垣全日空ホテル&リゾート」 タワー館
ホテルの庭園にて
「タコノキ」の実がなっています。
「アダンの実」と似ていますが、これは「タコノキの実」です。
以上は全日空ホテルの景色。
4月14日
石垣港には結構大型の船舶が入港しています。 この船は中国籍。
「八重山観光フェリー」で西表島(いりおもてじま)に着きました。
「仲間川」を遡り「マングローブ」や「サキシマスオウノキ」を見学します。
橋をくぐり「仲間川」を上流に向います。 アマゾンみたいです。
両岸は「ヤエヤマヒルギ」、「オヒルギ」、「メヒルギ」などのマングローブが
密集しています。
これは日本最大の「サキシマスオウノキ」です。
このような板状の根を、板根(ばんこん)といって昔は切り取って船の舵(かじ)に
使われたようですが、現在はこの仲間川一帯が天然保護区域として
国の天然記念物に指定され人の手を一切加えず保護されています。
この後、美原から水牛車にゆられ「由布島」へ渡ります。
私達は「大五郎」一家の「由太」と云う名の水牛が引く水牛車に乗りました。
これが「由太」(ゆうた)です。いい顔をしてるでしょ (上下の写真とも由太)
「由布島」は西表島の沖合いに浮かぶ周囲約2kmの小島です。
遠浅の海をゆっくり約400m、途中で用も足しながら由布島に向います。
駆者(水牛でもいいのかな)のお兄さんの三線と民謡を聴きながら間もなく到着。
無事に渡り、とりあえず参加者33名全員で記念写真です。
大五郎と花子一家の「水牛之碑」がありました。
由布島の「亜熱帯植物園」を見学します。
「バナナ」が実っています。
「ハコバテイキンザクラ」の花蜜を吸う「オオゴマダラ」
下は「オオゴマダラ」の蛹(さなぎ)です。見事な黄金色です。
由布島の亜熱帯植物園を見学して再び水牛車で西表島に帰ります。
これから高速船で小浜島に向います。
西表島をあとにして。小浜島までは直線距離では近いのですが
珊瑚礁があるため大回りをします。そのため30分位掛かります。
晴れて空が青いので、ようやく良い色の海が見られました。
海の色が変わって見える所は珊瑚礁です。浅いのでそこは通れません。
小浜島に着きました。
小浜島は周囲16.6kmの小さな島ですが起伏に富んだ地形をしています。
細崎(くばさき)にて、向こうに見えるのは西表島
今日の宿は 「はいむるぶし」 ハーブ棟です。
南十字星という名の「はいむるぶし」は広大な敷地を持つリゾートです。
施設は二階建てまでで「西表展望大浴場」までは数分掛かりますが
自然の中をそぞろ歩いて行く入浴もまた風情ある結構なものでした。
広大な敷地を散策するためにランドカーの貸し出しもしています。
夜は専属のミュージシャンによる「ロビーコンサート」が楽しめます。
以上は、「はいむるぶし」
4月15日
「はいむるぶし」を後に石垣港を経由して「竹富島」に向います。
竹富島でも全員で記念写真です。
これから島内の観光です。
「竹富島」は周囲が約9.2kmで人口は約300人。
竹富小中学校です。
「皆治浜」(かいじはま)へ「星砂」を探しにいきます。
この美しい「皆治浜」は「星砂」のある場所として知られています。
星砂の採取方法を教わり首尾よく☆状の砂を採取しました。
瓶に詰めて売っていましたので買ってもきました。
見えますか?
沖縄の代表民謡「安里屋ユンタ」の主人公の生誕の地。
昔、役人からの無理な求愛を断った、美女「安里屋クヤマ」の生誕地。
これから水牛車に乗って赤瓦の民家で知られる伝統的建造物保存地区の
見学に出発します。
水牛車は折れ曲がる細い道をいっぱいいっぱいに回ります。
駆者のおじさんが「安里屋(あさどや)ユンタ」を三線引きながら披露します。
竹富島の赤瓦の民家が立ち並ぶまちなみは国の重要伝統的建造物保存地区に
指定されています。
亜熱帯の花が咲き乱れる小路をゆっくり一周しました。
水牛さんと記念写真。
「喜宝院」 ここは、「日本最南端のお寺」だそうです。
ユニークな上勢頭(うえせど)院主さんの説明で館内を案内して頂きました。
先日、NHKの谷啓さん出演の「美の壷」の取材があり、ご院主も出演されるとの
事です。私はこの番組のファンで、毎週土曜日の朝5時15分からNHK総合テレ
ビ(1チャンネル)で見ています。 5月3日とか云っていましたので楽しみです。
上記放映の日時を訂正します。 実際は、5月2日NHK教育TV午後10時からの
「美の壷・沖縄SP 海の神様が運んできた美しい宝物」でした。私は早寝なので
再放送が5月10日午前5時15分にあると思うのでをそれを見ることにしました。
再放送は5月31日NHK教育TV午後3時から放映されました。
院主さんが60余年にわたって収集した約400点の民俗資料や考古学資料の数々・・
下は葬儀用の棺おけでしょうか。
ここから5枚の写真は、5月31日NHK教育TV午後3時から再放映された
「美の壷・沖縄SP 海の神様が運んできた美しい宝物」から収録しました。
上勢頭 芳徳さん
竹富島の観光を終え高速船で石垣島に向います。
石垣島鍾乳洞の見学
鍾乳洞の内部は良く整備されていますが色つきの照明など人為的なものが
多く、中国・桂林にある鍾乳洞「芦笛岩(ろてきがん)」もそうでしたが大きい
だけで感動はありませんでした。山口県の秋芳洞、岩手県の龍泉洞と並んで
日本の三大鍾乳洞とのことでしたが・・
「川平湾」(かびらわん)
「川平湾」は沖縄県を代表する景勝地だそうです。この湾内では
世界で三ヶ所しかない「黒真珠」の養殖が行われているそうです。
あとの二ヶ所は「タヒチ」と・・・、あとはどこだか忘れました。
本当に美しいところです。
真ん中が、この旅行の添乗員のAさんです。全国から集った33人もの旅行者を
見事に引率しました。過不足の無い親切丁寧な説明は分かりやすく心強い添乗
員さんでした。今まで海外や国内旅行を数々しましたがトップクラスの添乗員です
「川平湾グラスボード遊覧」です。船底が透明になっていて海底の
サンゴや魚の群れや大きなシャコ貝等が楽しめました。
ただ、このあたりのサンゴはあまり綺麗ではありませんでした。
八重山民俗園では「サンバ」の体験をしました。中々上手く鳴らせません。
案内役の髭のお兄さんは、なんか「アイヌ人」のように感じました。
「海人(うみんちゅう)の家」
「海人」とは沖縄の方言で漁師のこと。ここは、かっての典型的な漁師の家。
「サバニ」は一本の大木を削って作った丸木舟から発達したもので
南方文化の影響を受けているといわれています。
あでやかな「紅型衣装」を着て記念写真です。
これから石垣空港17時15分発JTA946便で宮古空港に向います。
飛行時間は30分ほどです。
今日の宿は、「宮古島東急リゾート」
「宮古島東急リゾート」 コーラルウイングからの眺望です。
昨年4月に訪れた沖縄本島・名護市字喜瀬の「ザ・ブセナテラス」に
匹敵する宿です。
宮古島での日没前、綺麗ですね!
夕食は寿司会席、楽しみです・・
「宮古島東急リゾート」にて
4月16日
「砂山ビーチ」
パウダーのような白い砂の美しい砂山ビーチ
池間島の「池間大橋」 総工費は99億円、1992年2月開通
宮古島と池間島を結ぶ全長1,425mの橋です。 池間島より写す。
宮古島最東端の東平安名崎(ひがしへんなざき)の眺望
風が強いため、ここの「テッポウユリ」は茎が短く咲いています。
「マムヤの墓」
東平安名崎(ひがしへんなざき)にて
宮古島海宝館は世界中の貝を一堂に集めた貝の博物館です。
世界中から集めた6000種類、17000点の貝殻は、館長の幸地さんが
長年かけてほとんど自分で収集したとのことでした。 凄いですね・・
蝶々園と薬草ハープ園の「みやこパラダイス」
広さ約500坪の蝶々園は日本一の規模だそうです。
来週の日曜日(4月20日)には、この宮古島で毎年行われている
「全日本トライアスロン宮古島大会」が開催されるそうです。
そろそろ旅の終わりに近づきました。
現地ガイドのOさん。頭の回転が良く四六時中話しが途絶えません。
お陰様で存分楽しませてもらいました。
宮古空港発14時50分発JTA564便で那覇空港へ
羽田行きまで2時間ほど待ちがあったので那覇空港内4Fにある回転寿司
「海来」(みらい)に入りました。ネタは沖縄の食材をアレンジした珍しいもの
から本格的な握り寿司までいろいろ。従業員のマナーも良く値段もお手ごろ
でした。 那覇空港に立寄ったら是非とも寄りたいお勧めの店です。
那覇空港発18時55分のJAL922便で羽田に向います。
自宅には午後11時半ころ到着の予定です。
おまけ 沖縄のお土産品いろいろ
「八重山みんさー織」
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