ゴールデンウイーク明けの5月7日から妻と4泊5日の九州旅行に行ってきました。
九州地方は以前(2004年11月)に別府〜湯布院〜黒川温泉〜阿蘇を旅したので、今回は
鹿児島空港から入り指宿(いぶすき)〜桜島(鹿児島)〜宮崎〜青島観光〜高千穂観光
では夜神楽を見学、真名井の滝などを観光し熊本空港から11日に帰って来ました。
2018.05.07〜11
今まで何百回となく飛行機を利用しましたが、今回初めて搭乗前に係から「鹿児島上空が雷雨などで 着陸できなかった場合は羽田に引き返しますのであらかじめご了承ください」と言われました。 15年前にロシアを旅した時、サンクトペテルブルグからモスクワに向かう便が乗客が少ないため 欠航し約1時間半遅れの次の便まで空港で待機させられた時以来の出来事でした。 |
鹿児島上空はご覧のような天候でしたが着地がちょっと荒かったように思いましたが、とにかく無事に 鹿児島空港に到着しました。 羽田空港10時15分発〜鹿児島空港12時着(JAL645便) |
鹿児島空港内です。 |
鹿児島航空13時30分発の路線バスで1時間35分、指宿(いぶすき)駅に15時5分到着。 |
指宿駅前広場。足湯もありました。 |
今夜の宿は、指宿白水館(いぶすきはくすいかん)。 |
砂むし温泉も体験しました。思ったより熱く5〜6分でお手上げでした。 |
(5月8日) 翌日は「指宿・知覧定期観光バス」(約7時間20分)で観光です。 |
「岩崎美術館」 「東郷青児」・「梅原龍三郎」・「藤田嗣治」・「アンリ・マンギャン」などの作品。 メインは「黒田清輝」の秋草(1897)です。 館内は撮影禁止です。 |
「長崎鼻」 |
昼食は「指宿ゴルフクラブ」でとります。 |
途中、「開聞山麓自然公園」内には野生の馬(トカラ馬)が群れを成しています。 |
昼食の後は、「知覧特攻平和会館」の見学です。 |
特攻機「零戦」(零式戦闘機52丙型)が展示されています。 |
「知覧武家屋敷群」 薩摩藩の鶴丸城の防衛を果たすため造られました。 |
武家屋敷 |
「佐多民子庭園」 |
「鹿児島中央駅」に到着。ここでお土産を調達・発送してもらいました。 |
鹿児島での宿は「城山ホテル鹿児島」です。 |
ホテルからの夜景、どうやら明日は晴れそうです。 |
(5月9日) 鹿児島での朝、目の前は「桜島」。 山頂右側から噴煙が見えます。 |
「城山ホテル鹿児島」の敷地内です。 |
今日も定期観光バスを予約してあります。 コース名は「市街・桜島よかとこ早回り」です。 |
フェリーで桜島に向かいます。 |
桜島までの所要時間は約15分です。 |
桜島の「湯乃平展望所」(標高373m) |
長渕剛がオールナイトコンサートをした赤水展望広場に造られた「叫びの肖像」 |
「仙巌園」 |
正門 明治28年(1895)、29代島津忠義が建てさせた正門。門の上部中ほどに島津家の 家紋・丸十紋が、その左右には同じく島津家の家紋である桐紋が彫られています。 |
錫門 この門は屋根を錫で葺いていることからその名があります。錫は薩摩の特産品。 |
名勝 仙厳園 江戸時代初期の万治元年(1658)19代島津光久によって築かれた薩摩藩主島津家の別邸。 歴代当主に愛されたこの庭には、徳川将軍家に嫁いだ篤姫や海外の要人も足を運びました。 |
桜島を築山に、錦江湾を池に見立てた壮大な庭園です。 今日は本当に良い天気で満足満足です。 |
鶴灯篭 安政4年(1857)、28代島津斉彬は鶴灯篭を用いてガス灯の実験を行いました。 この後、城下町をガス灯で灯す計画を立てましたが、志半ばで急死しました。 |
御殿 江戸時代は別邸として、明治時代からは一時本邸として使用された御殿。 |
鶴嶺神社 |
鹿児島中央駅そばの寿司屋で昼食をとりました。 |
鹿児島14時19分発の特急きりしま12号で宮崎に向かいます。 |
今日の宿は「宮崎観光ホテル」 宿の前は「大淀川」です。 |
(5月10日) 翌朝9時に手配しておいた観光ハイヤーが宿に迎えに来てくれました。 ドライバーのOさんは年配の温厚そうな方。大型車を持ってきてくれました。 |
青島観光をしながら高千穂まで約8時間の予定です。 飫肥駅はお城のイメージです。 有形文化財「豫章館」(よしょうかん) 明治42年(1909)に旧藩主伊東家が居を移した屋敷。 |
有形文化財「豫章館」と庭園 |
飫肥城(おびじょう) |
飫肥城大手門 |
飫肥城内 |
「小村記念館」 日本の近代外交の礎を築いた明治の外交官・小村寿太郎の 遺徳を顕彰して没後80年を経て平成5年(1993)に開館しました。 |
館内は撮影禁止ですが、このパネルだけはOKでした。 イギリス大使時代の小村寿太郎の等身大(156cm)パネル 「商家資料館」 飫肥城下の商人町の代表的建物だった妹尾金物店を、移築復元して「商家資料館」とした。 |
館内は昔の商家の帳場や算盤(そろばん)などが展示されています。 |
青島観光 |
「鵜戸神宮」 |
青島 所謂「鬼の洗濯板」 |
これに乗って島に渡ってきました。料金は往復で1、000円です。 |
「青島神社」 |
観光ハイヤーで各地を観光し夕刻、高千穂に到着しました。 高千穂での宿泊先は「ホテル四季見」 |
私たちはホテル四季見の離れ和室に案内されました。 |
夕食後、高千穂で毎晩行われている「夜神楽」に案内してもらいました。 高千穂神楽(岩戸神楽)国指定重要無形民俗文化財 高千穂地方に伝承されている神楽は、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸に隠れられた 折に、岩戸の前で天鈿女命(あまのうずめのみこと)が調子面白く舞ったのが始まりとされています。 |
夜9時から始まる「夜神楽」、入場料は一人700円。外国からの観光客も大勢来ています。 この女性たちに、どこから来たのか伺ったところ、サンフランシスコやシカゴからで、3週間位 滞在するそうです。 帰りがけには私に「とても楽しかった」と満足げに話してくれました。 |
(1)手力雄(たじからお)の舞(以下説明書より抜粋) 天照大神が天の岩戸にお隠れになったので、力の強い手力雄命が天の岩戸を 探し出すため静かに物音を聞いたり、考えたりする様子を表現しています。 |
(2)鈿女(うずめ)の舞 天の岩戸の所在がはっきりしたので、岩戸の前で面白 おかしく舞い天照大神を岩屋より誘い出そうとする舞です。 |
(2)戸取(ととり)の舞 天の岩戸も岩戸の戸も所在がはっきりしたので、手力雄命が岩戸を取り除いて 天照大神を迎え出す舞で、勇壮で力強く舞う舞です。 |
(4)御神躰(ごしんたい)の舞 締めくくりの舞で、これを目当てに大勢の観客が毎夜訪れています。 |
一名、国生みの舞。イザナギ・イザナミの二神が酒を造ってお互いに 仲良く飲んで抱擁し合い、極めて夫婦円満を象徴している舞です。 |
ホテル四季見の名物は朝食時、番頭さんの美声による民謡「刈干切唄」です。 |
(5月11日) 朝9時半に昨日とは別の観光ハイヤーのお迎えをお願いしてあります。 今日は高千穂観光(真名井の滝〜天岩戸神社〜天安河原)をしながら熊本空港まで行きます。 |
天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ) |
天岩戸神社(あまのいわとじんじゃ) |
天の安河原(あまのやすがわら)に向かう山道 太鼓橋 |
天安河原宮 天照大神が天の岩戸に隠れてしまったとき、八百万の神々が集まり相談したと伝えられる場所です。 |
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高千穂神社 |
「高千穂神社」 |
昨夜「夜神楽」が行われた「神楽殿」も昼間は閑散としています。 |
「高千穂峡」 阿蘇の火山活動で噴出した火砕流が侵食されてできた柱状節理の渓谷です。 福井県の東尋坊も代表的な柱状節理(ちゅうじょうせつり)です。 |
「真名井の滝」 日本の滝百選の一つで落差17m |
高千穂観光物産館「トンネルの駅」 トンネル貯蔵庫(神楽酒蔵株式会社) 貯蔵樽の数 約1,300本 |
トンネルの長さは 1,115m 温度は年間通して 17度、 湿度 20% |
熊本空港 熊本空港15時35分発のJAL632で羽田に向かいます。 |
おまけ |
「あか牛ねぎそぼろ」 |
「黒豚角煮」 |
「生かるかん」 |
桜島だけにしか売っていない「桜島大根味噌漬」 |