奄美大島の旅


全国を妻と訪ね歩きましたが、奄美大島には行っていなかったので
今回、初めて訪れてみました。

2024.04.08〜10

                            日本の旅トップページに戻る

羽田から2時間20分のフライトで奄美空港に到着しました。
このツアーの参加人員は30名で、内男性は5名です。

直ぐに観光バスに乗り、最初の観光地は「あやまる岬」

風雨が強くあいにくのお天気です。

「あやまる岬」の由来は、下の写真をご覧ください。

次は島の焼酎工場「浜千鳥館」の工場見学です。
色々な焼酎があり、自由に試飲することが出来ます。
今日の観光はここ迄で、宿は名瀬の「ホテルニュー奄美」


奄美での夜は食事が楽しみです。
夕食は各自自由なので、予め予約をした店があったのですが、厨房設備が
故障したため急遽休業との知らせがあったので、地元で美味しいと評判の店
「誇羅司屋(ほこらしや)」に行って見ました。

時間が早かったので店はまだ閑散としていました。
(いつも早寝早起きなので夕食も早めにと思っていました)

早速、飲み物と「本日の奄美満喫コース」(税込み4,000円)を注文。
どれも美味しく、さすがにお腹いっぱいに・・満足でした。



2日目は9時にホテルを出発
最初に観光する黒潮の森・マングローブ パークは奄美大島最長の住用川と
役勝川の合流する河口に広がるマングローブ原生林です。


せとうち海の駅シーフードレストランにて

昼食は海鮮丼

アランガチの滝を見学

二日目の夜のお楽しみ。やはりご当地での食事です。

予約しておいたのは、オーストラリアで15年間修業したオーナーが
地元奄美に戻りオープンした完全予約制の日本食店「有楽 縁」(ゆうらくえん)
奥さんと二人で切り盛りしています。

一つ一つ、料理の説明を食材から味付けに至るまで、オーナーが丁寧にしてくれます。

今まで味わったことのない料理が、客の食べ具合を見ながら
絶妙のタイミングで出てきます。(下は茶わん蒸し)
私は自分でも料理しますから、時の経つのも忘れてオーナーとの
会話を楽しみ、出される料理に舌鼓を打つばかりでした。

下は何だと思いますか?
普通の寿司屋で出す「いくらの軍艦巻き」を、このオーナーは海苔を使わず
小鉢にシャリを入れ上にイクラをのせ、ワサビをチョンとあしらって出します。

2時間半も贅沢な時を楽しみ、オーナーと写真を撮り宿に戻りました。
また、機会があれば是非とも立ち寄りたい店です。
(5,000円と7,000円と9,000円のコースがあります)


3日目は「大島紬村」の見学から始まります。

大島紬が出来上がるまでの

細かな工程を全部見学できます。

こんなに複雑な工程を経て出来る「大島紬」
値段の張るのは当たり前だと納得しました。

奄美大島名物の一つは「鶏飯(けいはん)」です。
これで一人前です。(早い話、お茶漬けです)
鶏肉、錦糸卵、椎茸、パパイヤの漬物、タンカン(柑橘類)の乾皮などの具を
温かいご飯の上にのせ、地鶏スープをたっぷりかけていただきます。


旅の最後は「奄美パーク」です。
ここは、奄美の美しい自然や多様な文化、歴史を紹介しています。
また、併設されているのが「田中一村記念美術館」です。

奄美の自然をモチーフに新たな日本画の世界を創造した
日本画家「田中一村(いっそん)」の作品を紹介しています

今回の奄美旅行で最も楽しみにしていたのが「田中一村記念美術館」です。

この作品は「アンリルソー」の「赤道上のジャングル」などを思い浮かべます。

繊細な描写は「速水御舟」の作品に共通します。

楽しみにしていたのに「ミュージアムショップ」はあいにくお休みでした。

それでも「田中一村」の作品をじっくり鑑賞できたので満足です。

ここを最後に奄美空港に向かいます。
14時15分発のJALで羽田へ向かいます。



お土産
浜千鳥館で販売している「奄美大島酒造」の製品です。
「黒糖焼酎飲み比べセット」


「加計呂麻純黒砂糖」

喜界島製造
「島ザラメ」



日本の旅トップページに戻る