チョベ国立公園(アフリカ・ボツワナ共和国)で
サファリ楽しみました


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前日は、世界三大瀑布のひとつ 「ビクトリアフォールズ」をたっぷりと
見ることができました。乾季だからこそ見られる美しい滝の姿でした。

 ジンバブエから国境を越えてボツワナに入りました。(2006.10.11)
 車が水溜りを通っていますが、この水は消毒液です。我々も全員
 車両から降りて消毒液を浸したマットの上を歩いて入国しました。

 ホテル(モワナ サファリ ロッジ)に到着後、昼食をしてからチェックイン。
 午後3時半からボートサファリ開始です。我々一行7人が乗るボートです。

 チョベ川を上流に向ってスタートしました。ご覧のように屋根は
 ありますが、日差しは強く直射日光に当たると痛いような暑さです。
 ただ走行し始めると、その時だけは涼しく感じます。

 子供達が元気に川遊びをしています。
 しかし、ここは決して安全な場所ではありません。

 コウノトリの群れのようです。

 アフリカトキコウ (Yellow-billed stork)
 コウノトリ科 学名 Myctenia idis


 バブーン(ヒヒ)が水を飲みにやって来ました。
 よく見ると赤ちゃんがお腹にしがみついているのがみえます。


 河馬が水面からわずかに耳と鼻と目を出しています。

 
 アフリカゾウ (African elephant)
 長鼻目ゾウ科 学名 Loxodonta africana


 巨大なアフリカ象です。逆光のせいか真っ黒で威圧感があります。

 
 こちらはバッファローです。
 表情は見えませんが、じーっと此方を見ているようですね。

 クロコダイルがひそんでいました。
 我々のボートは、静かに岸に乗り上げるようにしてからエンジンを
 切ります。 鰐は目の前です。全員無口です。
 私は囲いの無い船の船首にいますから恐怖感がわいてきます。


 ワニ (Crocodile)
 爬虫網ワニ目クロコダイル科 学名 Crocodyles


 このボートは大型船です。乗客はアメリカ人が多いようです。
 この位の船なら、安心できるような気がしますね・・

 クロコダイルが日向ぼっこをしていました。推定年齢60〜70だそうです。
 船首が岸に着いているのが分かりますか。彼まで3〜4メートルです。

 鳥達も食事の時間のようです。
 サギの仲間達のようです。左側の二羽はヘラサギのようですが・・

 アフリカヘラサギ(African spoonbill)
 (トキ科) Plataler alba


 大きなトカゲのようです。

 ナイルオオトカゲ (Nile Monitor 又は Monitor Lizard)
 爬虫網有鱗目アンギストカゲ下目オオトカゲ科
 学名 Varanus niloticus

 あまり自信なし




 
 白頭鷲のつがいでしょうか?

 きれいな鳥がいます。
 ブッポウソウの仲間のようです。

 羽を広げて飛ぶ姿は本当にきれいです。
 残念ながら撮れませんでしたが・・

 ライラック ニシブッポウソウ(Lilac-Breasted Roller)
 (ブッポウソウ科) 学名 Coracias caudata

 河馬がのんびり浮かんでいます。
 突然、水が動いて大きな河馬が水面から現れ襲い掛かってきました。
 間一髪、ボートを発進させ難をのがれました。野生の河馬は凶暴なの
 です。  ここは、ディズニーランドではありません。

 
 カバ (Hippopotamus)
 偶蹄目カバ科 学名 Hippopotamus amphibius



 陸にあがり草を食べている姿は、なんとなく愛嬌がありますが・・

 陸の上にはためいて見えるのは「ボツワナ共和国」の国旗です。

 この写真は我々の船の船首部分。水面すれすれです。
 定員は9人です。

 この船は、少し大きなボートで15〜6人乗りでしょう。

 色々なボートが走っています。これは中型船でしょう。

 インパラの群れに出会いました。

 インパラ (Impara)
 偶蹄目ウシ科ブルーバック亜科ハーテビースト族インパラ属
 学名 Aepyceros melampus



 名前は分かりません。ここは浅いようです。
 多分サギの仲間だと思いますが

 オニアオサギ (Goliath heron)
 サギ科  学名 Ardea goliath


 象の群れが水辺にいます。右側では泥浴びをしているようです。

 小象も数頭いるようです。

 かなりの時間水辺にいましたが、やがて向こうに去って行きました。



 これは、一頭だけ佇んでいました。

 チョベ川の夕日が沈んで行きます。
 終始、緊張の連続でしたがボートサファリを無事に終え
 午後6時15分ロッジに帰ってきました。
 明日は、サファリドライブです。

 今日は、此処まで。(2006.10.11)







今日はサファリドライブです


10月12日晴れ、4時起床。ロッジ414号室、外はまだ暗い。
午前6時に集合し、朝のサファリドライブに出発します。

私達は、お湯を沸かしインスタント味噌汁で小腹を満たしました。

 
 今朝の一行の装備です。三段式の座席、パイプの枠と布張りの天井。
 これで若し、猛獣が襲ってきたらと思うと背筋がぞーとします。

 風が強いため肌寒く、ウインド ブレーカーやマスク、スカーフ等で
 防寒、防塵装備をしました。もちろん、これは世を忍ぶ仮の姿です。
 本当は皆さん美男美女であります。
 午前6時。さあ、サファリドライブの出発です。(2006.10.12)

 早速、豹(ひょう)が樹の上に二頭。 一瞬緊張が走りました。

 ヒョウ (leopard)
 食肉目ネコ科ヒョウ属 学名 Panthera pardus

 インパラの屍骸とハゲタカの群れです。
 インパラは既に皮と骨だけになっていました。弱肉強食の厳しい
 現実を目の当たりにしました。

 ハゲタカ(White-backed Vulture)の群れ


 それでも、草食動物たちは何事もなかったかの様に普段の生活を
 繰り返しています。

 鳥は
 アフリカハゲコウ?
 アフリカハゲコウ (Marabou Stork)
 コウノトリ目コウノトリ科ハゲコウ属

 自信なし


 イボイノシシ (Wart hog)
 偶蹄目イノシシ科 学名 Phacochoerus aethiopicus



 ホロホロチョウ (helmeted guineafowl )
 (キジ科) 学名 Numida meleagris

 この鳥はいたる所にいて、あわや車に惹かれるのではないかと
 心配するほどです。鳥とは云うものの羽は大分退化している様で
 飛ぶ姿を一度も見ませんでした。


 緊張が走りました。
 すぐ目の前にライオンの雄がこちらを見ています。

 アフリカの大地に三頭のライオンが現れました。
 
 ライオン (loin)
 食肉目ネコ科ヒョウ属 学名 Panthera leo

 これから狩にいくのでしょう。

 途中で水を飲み、又ゆうゆうと歩き始めました。

 我々は車のエンジンを止め息を呑んで彼らを凝視しています。

 声を出したりフラッシュをたいたりは一切禁止です。
 ただただ、見つめているだけです。

 やがて彼らは目の前40〜50メートルを通り過ぎて行きました。
 
 今度は、象の群れがやってきました。 十数頭の群れのようです。
 
 
 ジープはエンジンを切り、彼らが目の前を通り過ぎるのを息を殺して
 見守るだけです。

 最後の象がゆっくりと通り過ぎました。
 フーッと大きなため息が出ました。

 これは何でしょうか・・・
 あとで分かったら書き込みます。


 イランド (Eland)
 偶蹄目ウシ科ウシ亜科ネジズノレイヨウ属
 学名 Taurotragus oryx




 インパラの群れです。

 インパラ (Impara)
 偶蹄目ウシ科ブルーバック亜科ハーテビースト族インパラ属
 学名 Aepyceros melampus



 キリンに出会いました。
 ここでは、キリンの数は少ないようです。だからキリンに出会った
 ことは大変ラッキーだったようです。

 もう一頭、樹の陰に頭が見えました。つがいでしょうか。

 キリン (Giraffe)
 偶蹄目キリン科キリン属 学名 Giraffa camelopardalis


 きれいな鳥がたくさんいますが、名前は後日分かったら書き込みます。

 多分
 ベニハチクイ (carmine bee-eater)
 (ハチクイ科) 学名 Merops albicollis


 ここが朝のサファリドライブの折り返し地点のようです。
 
 車はオープン・サファリ・カーです
 ドライバーさんと記念撮影です。

 これは象の骨だそうです。

 一頭だけの象が佇んでいました。
 
 朝のサファリドライブは無事、9時15分にロッジに帰ったきました。

 大きなバオバブの樹(と云っています)の向こうで太陽が傘を
 被っています。こうゆう現象が現れると一週間後に天気が崩れると
 ここの従業員が言っています。

 我々の宿泊先「モワナ サファリ ロッジ」

 MOWANA SAFARI LODGE の敷地です。

 朝食を食べ、しばらくはフリータイム。お昼寝をしたりして
 昼食を午後1時にとり、又フリータイム。手紙を書いたりして。



 夕刻のサハリドライブは午後3時半に出発しました。

 
 多分サイチョウの仲間だと思いますが・・
 ちょっと逆光なので・・色がよく分かりません

 ハイイロコサイチョウ (African grey hornbill)
 サイチョウ科 学名 Tockus nasutus
 または
 セグロコサイチョウ (Von der decken's hornbill
 サイチョウ科 学名 Tockus deckeni


 嘴の形から、ハチクイかサンバード(太陽鳥)の仲間ではないでしょうか?
 名前は調べてから記載しましす。



 川の見える所に到着しました。

 コロコダイルが二頭いますが分かりますか?


 色々な動物たちが水を求めてやってきます


 バブーン(ヒヒ)

 赤ちゃんを抱いている姿は人間と同じです
 もしかしたら、子育ては彼女の方が上手かも・・


 
 ここでは「バブーン」と「インパラ」と「ほろほろ鳥」が一緒に仲良く
 群れています。
 食べ物のことでお互い共生ができているようです。

 インパラの雄
 
 インパラ (Impara)
 偶蹄目ウシ科ブルーバック亜科ハーテビースト族インパラ属
 学名 Aepyceros melampus




 象の泥浴びです。
 泥の中に寝転んだり、鼻で吸い込んで体中にかけたり余念が
 ありません。
 
 それにしても、目の前です。
 例によって、エンジンを切り息を殺して見つめるだけです。


 
 ライラック ニシブッポウソウ(Lilac-Breasted Roller)
 (ブッポウソウ科) 学名 Coracias caudata


 いきなりライオンに出会いました。
 全部で三頭。気持ちよさそうに寝ていますが、私はあまり気持ちよく
 ありません。

 例によって、車を至近距離(約5メートル)まで近づけてエンジンを
 切ります。
 もし襲ってきたらと思うと気が気でありません。他の人たちはどんな
 気持ちでみているのでしょうか・・

 
 それでも、静かにカメラのシャッターを切り続けました。
 
 やだなあ、又車を移動したのであと3メートルしかありません。

 約10分後、やっとライオンを離れました。
 やれやれ・・

 バッファローが二頭、じーっと此方をみています。
 
 アフリカスイギュウ (African Buffalo)
 偶蹄目ウシ科ウシ亜科アフリカスイギュウ属
 学名 Syncerus caffer



 これだけ、猛獣を間近で見ていると慣れと云うか何となく度胸が
 ついてきますが、それでも早くこの場を立ち去りたいという誘惑に
 かられます。

 これなら安心です。 
 マングースが盛んに穴を掘っています。

 シママングース (banded mangoose)
 学名 Mungos mungo

 又、象の群れに出会いました。
 帽子が見えるのは、わがドライバーさんです。
 彼の説明では、この地には6万頭の象がいるそうです。

 群れの中から比較的若い象が一頭こちらに近づいてきます。

 実は、朝のサファリでいきなり巨大な二頭の象が雄叫びをあげて
 我々に向ってきました。幸い事なきを得ましたが、その時のことが
 頭によぎりました。

 若い象は、群れを守るために我々を牽制したのだと思います。
 
 我々が何もしないのを確認したのち、彼は群れに戻っていきました。

 ここは、夕刻サファリの折り返し地点。
 安全を確認し、全員車をおりて水分の補給をしながら休憩。
 必要な人は記念のブッシュ トイレ(青空トイレ)。

 ご覧のような囲いのない車です。ライオンや豹に襲い掛かられたら
 どうするのでしょうか・・

 ハクトウワシ


 

 名前は調べておきます。

 
 イランド (Eland)
 偶蹄目ウシ科ウシ亜科ネジズノレイヨウ属
 学名 Taurotragus oryx

 又は
 レッサークドウ (Lesser kudu)
 偶蹄目ウシ科ウシ亜科ネジズノレイヨウ属ブッシュバック属
 学名 Tragelaphus imberbis
 

 どちらか判断できません



 妊娠可能な雌と子供のバブーン

 こちらは雄のバブーン
 そろそろ日没近し、夕日を浴びて何を考えているのでしょう・・・


 アフリカ大陸の日没です。


 車がストップしました。
 見ると豹がいました。一頭です。

 ヒョウ (leopard)
 食肉目ネコ科ヒョウ属 学名 Panthera pardus


 目の前をゆうゆうと横切っていきます。
 多分、ねぐらに帰る途中でしょう。

 フラッシュを炊いてはいけません。
 緊張していますから、デジカメの感度を上げるのも忘れて
 夢中でシャッターを切りました。
 
 一旦、立ち止まったあと、茂みにきえて行きました。

 
 サファリも終わりに近づきました。
 自然界の生き物の中には微妙なバランスがあり、この場に立ち入った
 我々もその微妙なバランスの中で行動をしなければ危険なのだと感じた。
 
 お互いの間に微妙な容認できる距離があり、それより踏み込むと(或い
 は近づくと)又は、突飛な行動をとるとそのバランスが崩れることになる。
 以前、どこかのサファリで日本の女性がジープから降りて、ライオンに
 かみ殺される事件があった。
 
 人間と異なり、動物達は不必要な殺生はしないものとは聞いているが
 サファリに参加する時はくれぐれもこの事を自覚しなくてはならない。

 それにしても、とても貴重で素晴らしい体験をしました。
 この地の生き物達の種が絶滅しないことを祈ります。
 バッファローの大群です。
 これも、ねぐらに帰る途中でしょう・・

 もう陽が落ちます。
 我々も急いでロッジに戻ることにしましょう。

 ロッジに帰着したのは午後6時45分でした。
 夕食はビュッフェで7時45分からです。


 明日10月13日は、ここボツワナから国境を越え
 再びジンバブエに入国し、ビクトリアフォールズ空港から
 ヨハネスブルグ経由でケープタウンに向います。


一部未完です。
特に生き物の名前については、あいまいな物もあります。
間違いがあれば判明した時点で修正をしますのでご容赦ください。

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