ケープタウンからプレトリア間約1,600`、最高時速は110km、約27時間の楽しい
豪華特別急行ブルートレインの旅でした。 また、列車内のダイニング・カーで
ツアーでご一緒している Oご夫婦の「結婚40周年記念」 のお祝も行われました。
ここは始発駅ケープタウンのブルートレイン専用ラウンジです。 前日、ワイナリーの見学・試飲、そしてブローバーグストランドの 美しい海岸の散策やショッピング街での買い物を楽しんだ私達は これからブルートレインに乗車しケープタウンからプレトリアまでの 旅に出発します。 |
早速ですが、客室内です。 客室担当は、気は優しくて力持ちそうな「アンジェラ」さんです。 列車は午前11時に音もなく出発していました。 |
車窓からの景色を随時掲載していきます。 列車は比較的のんびりと走行しています。多分時速70〜80`くらい。 |
妻はブルートレインの車中からポストカードが無料で出せるとあって 熱心に日本宛のポストカードを書いています。 アンジェラに頼んでよく冷えたビールを二つ持ってきてもらいました。 |
列車が出発してから暫くすると、ラウンジでは早くも盛り上がって いる様子。 左はOご夫妻、右はTご夫妻です。 |
こちらはM.Kさん、今年だけでも5度目の海外旅行だと云う 旅のつわもの。 強いのは旅だけではないようです。 早くもラウンジの主のような貫禄です。 この皆さんと私達、合わせて7人のツアー。 と添乗員さんの一行です。 |
車窓より |
この列車「ブルートレイン」の途中下車駅は「マジェスフォンテーン」 この駅で約1時間の停車です。 早速パフォーマンスが始まりました。 |
街の「酒場」でアルコールが振舞われ、グラスは記念にと配られました。 |
もっともらしい表情で楽器を演奏。 なかなかの名演奏にみんな聞きほれていました。 実は自動演奏だったので、騙されて大爆笑・・ |
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古い建物の中を案内されました。 現在もホテルとして使われているそうです。 |
最後は、この車で街を案内すると云うので乗り込みました。 100b位はしってUターン。 ユーモアに溢れたパフォーマンスに一同唖然としました・・ でも、サービス精神溢れる楽しいもてなし振りでした。 |
そろそろ出発の時刻です。 列車は断りもなく静かに発車します。 どこかの国のように ベルがなったりアナウンス等は全くありません。 それが良いかどうかは別として・・ |
今日10月16日は Oご夫妻の結婚40周年の記念日です。 ここは豪華特急列車ブルートレインのダイニング・カーでのディナー お二人とも、とても初々しい感じで祝杯を交わしています。 羨ましいですね・・ 隣のテーブルの外人客から”今でも愛しているか・・”との質問あり しかし記念日をブルートレインの中で迎えるなんて憎いですね・・ |
そして、ブルートレインから特製のケーキが贈られて楽しく 賑やかな記念パーティとなりました。 金婚式はどんな所で開かれるのでしょうか・・・楽しみですね。 |
列車と客室内の状況をおいおい紹介していきます。 これは客室内にセッティングされたベッドです。 左右でツインになっています。 夕食に行っている間にセッティングされました。 ちなみに、私達の客室は幅2b×長さ4bで8uです。 |
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夜明けの車窓より |
朝食は午前7時〜10時まで、各自自由にダイニングでとれます。 食事も飲み物も全て料金に含まれています。(特別な物を除き) スタッフも常に笑顔で応対してくれます。 |
真ん中の人は、この列車で多分二番目位の地位のスタッフです。 ダイニング・カーもそろそろ混んできました。 |
私達の部屋は5号車5号室です。 長い通路を通り抜けて行き来します。 |
朝食に行っている間にベッドは収納され、乗車したときと同じように セットされていました。 |
客室内 |
洗面所と右側はトイレ 左には、下の写真のシャワー室があります。 |
シャワーも熱いお湯が直ぐに出てきます。 早朝、熱めのシャワーでさっぱりした気分になりました。 |
車窓より 向こうの小高い丘のように見えるのは金を採集した後のボタ山です。 |
車窓より |
ブルートレインは全長約380bで18輌編成 客車部分は11輌です。 車内の13号車にはブティックがあります。 金・ダイヤモンド・タンザナイトなどの装飾品等を 扱っています。 予約制で一組およそ30分ですが・・ |
ラウンジ・カーは12号車です。 飲み物も特定の輸入銘柄を除き全てブルートレインの料金に 含まれています。 若いときは、もっと飲めたんですが・・ 残念ですね。 |
ダイニング・カーは11号車です。 一度に42人が食事できます。 ランチとディナーはそれぞれ二度に分けてセッティングされます。 今回の乗客は全部で60人。 我々はランチは2時、ディナーは7時に予約を入れました。 (セカンドシーティング) |
しばらくは車窓よりの風景が続きます。 |
次第に人の住むところになってきました。 |
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黒人の多くの人々の住まいです。 バラックがひしめく黒人居住区 |
プレトリアに近づいてきました。 ジャカランダの大木は満開です。 |
アパルトヘイトが撤廃されたとは言え 多くの人々の住宅状況がこのような大変に貧しいものです。 |
比較的に恵まれた人の住まいでしょう。 |
ブルートレインの車窓から見える景色は決して目に心地よいもの ばかりではありません。 毎年、ユニセフを通して幾ばくかの寄付をさせていただいていますが 少しでもお役にたてばと願っています。 |
午後1時45分、大体予定通りプレトリアに無事到着し1,600` 27時間に及ぶブルートレインの旅が終わりました。 |
今回のブルートレインの旅の終着駅 プレトリアのブルートレイン専用ラウンジです。 この後、昼食は ”Hong Kong”にて久々の中華料理です。 昼食後は、再びジャカランダを見ながらホテルに向います。 |