イグアスの滝

ブラジルとアルゼンチンにまたがる「イグアスの滝」はナイアガラの滝(アメリカとカナダ)、
ビクトリアの滝(ジンバブエとザンビア)と並んで世界三大瀑布の一つです。
好天にも恵まれて、この滝の全貌を余すことなくたっぷり見てきました。

                         2008.11.3〜4

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前夜、ブエノスアイレスでアルゼンチンタンゴ・ショーに酔いしれた私達は
今日、空路ここイグアスに到着。昼食後いよいよ専用列車で滝に向います。

一行は思い思いの席に陣取り、発車時間を待ちわびています。
なんかとても楽しそうな車両ですね。 車外に立っているのは添乗員の進藤さんです。

単線なので、ところどころ複線になっている場所ですれ違いをします。
沿線には無数のチョウが乱れ飛んでいます。黄色く見えているのがチョウです。



今日はアルゼンチン側から「悪魔の喉笛」(現地では「悪魔の喉」と云っているそうです)と
呼ばれる場所に向います。この川はイグアス川です。
だんだん近づいてきたようです。
遠くからでも地鳴りのような音と共に水煙が見えてきました。
どうやら、あそこが滝のようです。

とうとうやって来ました。ここが「悪魔の喉笛」と呼ばれる滝です。
たいへん近くから見ることが出来ます。
それにしても物凄い水量です。たいへんな迫力です。
幸い風向きが良い為、さして水飛沫を浴びることなくすみそうです。


しばらくは、迫力ある写真をご覧下さい。



たっぷり「悪魔の喉笛」を見物しました。



ここは、ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ三国が一望できる「三国国境点」です。
ツアー全員での記念写真です。(ここはアルゼンチンです)

上の写真、右向こうは「ブラジル」、川の左側は「パラグアイ」です。

下の写真、川向こうは「パラグアイ」です。

ここで「イグアスの滝」の観光コースを下のマップを使って紹介します。
今日、観光した「悪魔の喉笛」はアルゼンチン側からで、マップの右端中央です。
明日の予定は、宿泊先のマップ中央のJ「ダス カタラタス」を出発して右側のLから
小道に入りMに至るコースを歩き、たっぷり滝を観光します。


一夜明けて11月4日です。
後方の建物は、昨夜の宿泊先 「ダス カタラタス」
例によって早朝の散歩をします。

ホテルの展望台に上がったら、ちょうど日の出となり、イグアスの滝の水煙に展望台ごと
陰と大きな光輪が映る珍しい 「ブロッケン現象」に遭遇しました。


今日は、ブラジル側からの「イグアスの滝」を見に行きます。
早くも滝の片鱗が見えてきました。



あまりの壮大なスケールに息を呑む思いです。



最大落差80m、幅は約4km、そして大小合わせて約300の滝があるそうです。

正に全山、滝一色です。
今まで「ナイアガラの滝」(1997年8月)も「ビクトリアの滝」(2006年10月)も見てきましたが・・
いずれも、この滝のスケールには及ばないでしょう。

ただ、見ているだけです・・
物凄い水量です。

案内の青山さんによると、普段は毎秒1,400立方メートルだが今日は水量が多く
8,300立方メートル/秒だと云っていましたが、あまりピンときません。
聞き違いでしょうか・・
先ほど、あの左の先端まで全員で行ってきたのです。
今は一段と水量が増したので行くことを禁止されましたが、ここから見たらよくあんな所まで
行ったものだと背筋がゾーッとしました。

今日は昨日と違い、全員雨具装着だと思います。


猛烈な水飛沫の中、パフォーマンスが続出しました。

小島ご夫妻も全身ずぶ濡れです。 さすが若さですね。

全員、水も滴るような良い男女・・   
                    (小島さんから戴いた写真を使わせていただきました。)


ここ「イグアスの滝」観光に、年間約100万人が訪れるそうです。
日本人は約 12,000人で11位だそうです。
なにより無事に「イグアスの滝」観光を終えほっとしました。約2時間半の行程でした。
それにしても、地球には本当に色々な表情があるものです。

滝の案内をしてくださったのは、ロベルト青山さんです。 有難うございました。





イグアスの生き物

イグアスの駅周辺ではチョウの大群や野生の生き物がいくつか見られました。

チョウ達は地面の水分を吸っているようです。 もしかしたら、ここの水にはチョウにとって
有益な成分が多量に含まれているのかも知れません。



現地の人が「コアチ」と云っていました。アライグマの一種のようです。
大きさは80cmくらいでした。
以下、間違っていたら判明した時点で訂正します。


「ラガトチィユ」と聞こえました。 トカゲのようです。 90cm位でした。


ハムスターの一種で「プレア」と云っていました。 大きさは50cmくらい。

今後とも、加筆及び誤りは訂正してまいります。

「イグアスの滝」の絵葉書です。


これは、南アフリカ(ジンバブエとザンビア)の「ビクトリアの滝」 全景イラストです。
                        (2006年10月に訪れた時に配布された資料より) 




今日は、これからイグアスをあとに空路ブエノスアイレス経由でリマに向います。
明日は、「ナスカの地上絵」を遊覧飛行で観光する予定です。


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