沖縄本島の旅

恩納村に宿泊し青い海でイルカと遊び、首里城や玉泉洞を訪ねてきました。
2012.7.22〜27

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夏休みに入ったのでチェックインカウンターは子ども連れの家族で賑わっています。
                                        2012.07.22(日)
羽田空港はやや曇りです。

羽田発9時25分(JAL907便)で沖縄に出発します。
沖縄までは約2時間半のフライトです。
この日は気流の状況があまり良くなく結構大きくゆれました。

沖永良部島(おきのえらぶじま)を眼下に飛行機は高度を下げていきます。

12時過ぎ、無事那覇空港に着陸しました。
このあと那覇空港14時発の「美ら海クイックライナー」で美ら海水族館を観光して夕刻に
ホテルまで送ってくれるコースを予約してあるので、取りあえず空港食堂で昼食です。
出発前から楽しみにしていた「ソーキそば」(600円)を注文しました。
お天気にも恵まれ青い海を楽しみながら水族館に到着しました。
那覇空港からここまで、道も空いていたので約1時間半でした。
 
私達がここを訪れるのは2回目です。 
向こうに見えるのは伊江島です。 中央の山は城山(172.2m)
イルカショーを楽しみ沢山の珍しい魚を見学。
「メガネモチノウオ」


15時から始まる呼び物の巨大な「ジンベイザメ」の給餌もたっぷり見ました。
 
 
さすがオキナワです。様々な表情のシーサーが置かれています。

夕陽を見ながら車は恩納村の「ルネッサンスリゾートオキナワ」に・・
ルネッサンスリゾートオキナワは10年前にも利用した懐かしいホテルです。
「ルネッサンスリゾートオキナワ」の朝       2012.07.23(月)
 
「ルネッサンスリゾートオキナワ」 ホテルとプライベートビーチ

 
天気も良く、午前中はイルカと遊ぶプログラムに参加します。
 
前半の1時間はイルカや鯨についてのレクチャー

 
後半の1時間は海でたっぷりイルカと一緒に泳いだりして遊びました。 

 
昼食はホテル敷地内プールサイドの「チップトップ」で
沖縄そばとおにぎりセット(無料です)
 
 
夕方はホテルを出て付近を散歩しました。
市場には野菜がたくさん。下は沖縄独特のお墓です。


朝、「マリンカウンター」にヨットセーリングの予約を入れにいきました。
幸い26日(水)の予約が取れました。      2012.07.24(火)
今日は観光タクシーを予約し本島南の首里城やしらゆりの塔などに出かけます。
午前10時にホテルを出発しました。
行きは高速道を使わず国道58号を南下しました。途中左手の米軍・嘉手納空軍基地
には地対空誘導弾パトリオットミサイル(PAC3)が配備されているのが見えました。
ウィキペディアによると、日本の公的資料では「嘉手納飛行場」と呼称されているこの嘉
手納空軍基地は、在日アメリカ空軍(第5空軍)の管理下にあって、総面積は約19.95ku
で3,700mの滑走路2本を有し、200機近くの軍用機が常駐する極東最大の空軍基地。

滑走路においても成田国際空港(4,000mと2,500mの2本)や関西国際空港(3,500mと
4,000mの2本)と遜色なく、面積においても日本最大の東京国際空港[羽田空港)の約
2倍。かってはスペースシャトルの緊急着陸地に指定されていたそうです。

首里城公園
首里城公園から見た沖縄市内
「首里城正殿」と「お庭」(うなー)
「お庭」は首里城正殿前の広場で、冊封の儀式や元日の国王への挨拶、十五夜など
季節ごとの行事や式典儀式のたびにこの広場が使われました。
赤と白の縞模様は儀式の時に式官の配置、諸官の位による立ち位置を示す役割を
持っていました。
正殿正面の「龍頭棟飾り」 

正殿に向って右側にあるのが「南殿と番所」
 庭から向かって右側が「番所(ばんどころ)」、左側が「南殿(なんでん)」です。
「番所」は、通常は首里城へ登城してきた人々の取次を行った所であり、「南殿」は
日本風の儀式が行われた所である。
年賀の儀式や3月の節句など年間を通じて行事が行われ薩摩藩の接待が行われました。
首里城正殿に向って左側は「北殿」 
北殿はかつては北の御殿(にしのうどぅん)、議政殿(ぎせいでん)とも呼ばれていました。
創建は1506〜1521年頃とされ、記録によると1709年の首里城の大火で他の建物とともに
焼失し、1712年頃再建されました。
通常は王府の行政施設として機能し、表15人衆(大臣)や筆者、里之子(さとぅぬし)と
呼ばれる役人等が働いていました。
又、中国皇帝の使者・「冊封使」 さっぽうし が来たときは接待場所として使われました。
北殿は南殿・番所同様、鉄筋コンクリート造として外観を木造で復元しています。
「首里城正殿の遺構


「ひめゆりの塔」
 
「ひめゆり学徒隊」の慰霊碑 
米軍が沖縄本土上陸を開始した昭和20年(1945)4月1日から約90日間に及んだ
沖縄戦で、沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女子高の教師及び生徒で編成
され、沖縄陸軍病院に看護要員として動員されたひめゆり学徒隊240名中136名が
亡くなりました。
 
ひめゆり平和祈念資料館
慰霊碑の前にある壕。ここでも多くの命が失われました。

おきなわワールド
天然記念物指定の「玉泉洞」
1967年3月、沖縄がアメリカ統治にあった頃、愛媛大学学術探検部の調査隊山内浩
教授によって玉泉洞の最初の探検・調査が行われ、その全貌が明らかにされました。
鍾乳石の数は100万本以上で国内最多、全長は5000メートルで国内最大級といわれ
る天然記念物の玉泉洞。 現在890メートルを公開、残りのエリアは研究用として保存
されています。

おきなわワールド内にある果樹園では、100種類450本の果樹を栽培しています
 
 パパイヤ(原産地:熱帯・アメリカ)
生で食べたり炒めたりしても利用するそうです。
 
 シークヮーサー(原産地:沖縄や台湾)
生で食べたりジュースにします。

 
 パンノキ(原産地:マレー諸島)
通常、蒸し焼きにして食べるそうです。

 
帰りは沖縄自動車道(高速)を使い、午後4時半過ぎホテルに帰ってきました。
ドライバーさんご苦労様でした。 
これはホテルのちょっと変わったシーサーです。



今日は午前中、近くの「琉球村」に出かけました。    2012.07.25(水)
沖縄の民家
 


 砂糖車(サーターグルマ)
砂糖車(サーターグルマ)
昭和の初期まで、沖縄の農村ではあちこちにこの様な小型の黒糖工場があって牛や
馬に砂糖車を引かせサトウキビを搾りその汁を焚いて黒砂糖を作っていたそうです。

年中行事の「道ジュネー」、今日はにわか雨が降りそうなので屋内の会場で開催。
 

ユーモラスな 「獅子舞」と幸せの神様「ミルク(弥勒)さま」
 
 
「エイサー」は旧盆に行われる行事で沖縄民族芸能のひとつ
 
 

天気の心配がなければ、広場で盛大に行われる「道ジュナネー」です。
今日は規模が小さくてちょと残念でした。


ホテルの夜景です。月がきれいです。
 


ホテル内にはオウムやインコが放し飼いになっていて子どもたちの人気者です。
今日は「ヨットセーリング」を予約してあります。    2012.07.26(木)

 
 
約1時間の「ヨットセーリング」に出かけます。
 
海の色が本当にきれいです。
 ゲストの子どもたちがヨットの帆をあげます。
快適なセーリングです。
あちらは「はりゅう船グラスボート」です。

「青の洞窟」に入るための船が順番待ちをしていました。

海上からみた「ルネッサンス リゾート オキナワ」
明日は少し早めにチェックアウトして、那覇の国際通りを散策してから帰宅します。


 ホテルを午前8時55分発の空港リムジン・バスで那覇空港に向い
予定通り10時前に空港に到着しました。  2012.07.27(金)
ゆいレールの軌道です。
那覇空港から「ゆいレール」で国際通りに出かけました。

 
牧志駅で下車し国際通りで土産物を買い市場を見て 
 
再びゆいレールの県庁前駅で乗車し那覇空港まで戻ってきました。
往復2時間弱の行程でした。 

JAL912便 那覇空港13時55分発に乗り、帰りはとても穏やかなフライトで
無事羽田空港に到着しました。


帰宅途中の車窓から見えた東京スカイツリー







おまけ
沖縄土産
このシーサーは、土産物店で私と目が合ってしまったので買ってきました。

御菓子御殿の「紅いもタルト」と「ちんすこう」

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