地中海〜エーゲ海〜アドリア海クルーズの旅

チビタベッキア・ローマ(イタリア)に寄港
2009.5.31(日)

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ローマ観光
今日は、サン・ピエトロ寺院、コロッセオ、トレビの泉、スペイン広場、フォロロマーノ、
ベネチア広場、サンタンジェロ城などを観光します。

「ヴァチカン市国」
カトリック教会の総本山「サン・ピエトロ寺院」がある「バチカン市国」は、
ローマ市中にある世界最小の独立国です。法王を頂点とする行政機能を持ち、
独自の切手や貨幣を発行しています。独立国ではありますが出入国は自由です。
「バチカン市国」の面積44ヘクタールで人口821人(2004年統計)です。


添乗員さんとの記念写真です。
「サン・ピエトロ広場」
サン・ピエトロ広場はバロック期の巨匠ベルニーニが設計し長径240mの楕円形。
収容人数は最高40万人。中央に立つ高さ25mのエジプトのオベリスクは350トン
1世紀にカリデラ帝がアレキサンドリアから運ばせたものだそうです。
広場の噴水とオベリスクの真ん中にある円形の石の上に立つと
回廊の4列の柱が重なってご覧のように1本に見えます。



「サン・ピエトロ寺院」
サン・ピエトロ寺院は世界に8億の信者を持つカトリックの総本山です。
もとは4世紀にコンスタンティヌス帝が聖ペトロの墓の上に建てた小さなバシリカ
(ギリシャ語で「王の列柱廊」を意味するバシリケーに由来される、小さな集会施設)
中世には一時荒れましたがその後、天才的な芸術家、建築家たちが120年掛けて
工事を続け1626年、最初にバシリカが出来てから1300年後に完成しました。
サン・ピエトロ寺院の総面積は1万5160u、奥行き186m、収容人数は6万人。
今の法王は2005年4月19日、第265代教皇に選出された「ベネティクト十六世」
ドイツ人の法王選出は950年ぶりだそうです。

今回はツアーの都合で「サン・ピエトロ寺院」の中に入れませんでしたので
以前(1999年)訪れたときの写真を5枚掲載します。
この時は内部で写真もフラッシュもOKでした。
ただし大声はもちろん禁止です。
礼拝堂


天井ドームはミケランジェロが設計を手がけたそうです。
ドームの頂上までは132.5mあります。

バチカン市国の衛兵です。



車窓より
車道の向こう側に見える広場は古代の競技場「チコル・ハッシモ」です。
映画「ベン・ハー」で有名な戦車レースはここで行われました。
これは10年前に写した写真です。

「フォロ・ロマーノ」
巨大な遺跡群が点在するフォロ・ロマーノは古代ローマの行政の中心地。
コロッセオの近くにあるローマ最大、高さ21m、幅25mの
「コンスタンティヌス帝の凱旋門」


「コロッセオ」円形闘技場
周囲527m、高さ57m、5万人収容の規模で完成は80年。
1階はドーリア式、2階はイオニア式、3階はコリント式の柱。
ツアーの都合で今回は入場できませんでしたので
以前に訪れたときの写真を2枚掲載しました
見学は2階からで中央に見える迷路は、かって猛獣の檻があった場所です。
当時はこの上に板を張って舞台が造られ、猛獣と剣闘士の死闘が繰り広げ
られました。


今回は、この場所で現地ガイドから「コロッセオ」の説明を受けました。
そしてガイドさん馴染みのガイドブック売場から「ローマ・昨日と今日」の
ガイドブック一冊とDVDを購入しました。 売場の店員と記念写真です。


自転車レース開催中のため観光バスを途中で下車して
「トレビの泉」に向います。


「トレビの泉」
後ろ向きにコインを投げ泉に入ると、またこの地を訪れることが
出来るといわれています。 私達は縁あって3度目のトレビの泉です。
ポーリ宮殿の裏側に造られたバロック様式の噴水で1762年に完成。
海神ネプチューンと、2人のトリトーネ(海神)が曳く天馬の像があります。


「スペイン広場」
スペイン大使館が近くにあるので「スペイン広場」又は「スパーニャ広場」の
別称もあります。 
いつも若者たちであふれている137段のスペイン階段。
上の建物は「トリニタ・ディ・モンティ教会」
改装後は階段での飲食禁止だそうです。
現在は広場付近の地下鉄入口近くにエレベーターが設置され階段を上がらずに
上に行けますが、私達は10年前を偲んで「スペイン階段」を無事に上り切ました。
「バルカッチャの噴水」の先に延びるのは高級ブランド店が集まるコンドッティ通り。


今日の昼食も「本場イタリア料理」です。


市を守る城壁です。


これから船に戻ります。
クルーズの最大のメリットは、スーツケースの移動がないことですねと
云いましたが、逆にデメリットは入港、出港の時間が決まっているので
時としてじっくり観光できない事でしょう。本来なら入場して観光すべき
「サン・ピエトロ寺院」や「コロッセオ」など時間の都合で表からの観光
になってしまいます。 もっともクルーズで来ているような人は、以前
にもこの地を訪れている人が多いようですから、これで良いのかも
知れませんが・・。 
明日は、ナポリです。 カプリ島観光では「青の洞窟」が楽しみです。


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