ウォークラリー大会にて
西武秋津自治会が準優勝しました

気持ちよく晴れ渡った晩秋の一日、第一公民館主催の
ウォークラリ−大会が開催されました。参加者は約300人
1チーム5人で約7kmにおよぶ松井地区の見所を歩きました。

                                      西武秋津自治会へ


平成17年11月20日(日)
ウォークラリーの集合場所は「JAいるま野松井支店」です。







朝8時30分、大会役員の皆さんは集合です。
「お早うございます。」「ご苦労さまです。」





西武秋津自治会の大会役員の皆さんです。





参加者の皆さんが集まり始め、出場チームの受付が開始されました。
参加者の集合は午前9時です。




西武秋津自治会は単独Cブロックでエントリーです。





午前9時15分になり、これより開会式です。
先ずは、昨年優勝のAブロックより「優勝旗」の返還です。





準優勝、三位などの「盾」が返還されました。
受取るのはK副館長です。









K副館長の開会の挨拶に続きN体育部長より注意事項とうがあり、
いよいよスタートです。




ラリーの距離は約7km、早ければ勝ちと言うことではありません。
松井地区の自然や名所に触れながらのラリーですから、予め
定められた「隠し時間」に近いチームが勝者です。
「隠し時間」は2通作成され、密封された2通の内から
1通をK副館長が引きます。




9時30分。いよいよスタートです。
順次1分置きに2チームづつ出発します。
定められたコースを南回りと北回りで走破します。





私は、デジカメを持って南周りで写真情報等を収集することにしました。
スタートすると、すぐ目の前の「東消防署」のわき「七曲通り」を歩きます。





第1班のスタートです。つづいて1分置きに順次スタートします。





今朝は少し冷え込んではいますが絶好のラリー日和です。









スタート前、チョット緊張の一瞬です。
さあ、頑張っていきましょう。





事故のないよう祈っています。





次々とスタートします。





最終の班が出発しました。








「七曲通り」には、「ところバス」が1日4本(往復で8本)運行されています。










「七曲通り」から細い路に入りました。
紅葉がきれいです。





しばらくは左右に茶畑や農家を見ながらのウォーキングです。






正面は「安松山長源寺」です。ここを左に折れます。



安松山長源寺は曹洞宗の寺として今日に至っているそうです。

山門は江戸中期、天明年間(1781〜1789)の作で破風切妻造りの
「四脚門」で県下でも数少ない貴重なものだそうです。(四足門)




彫刻も江戸時代の傑作とされ、総欅造りの堂々たる山門です。











今度は時間をかけて、ゆっくりと見学してみてください。


安松会館の前を通り「安松神社」の参道を登ります。








「村社安松神社」とあります。
安松神社(安松の氏神様)は大正三年(1914)に、もと安松地域の各所にあった
稲荷神社二社、氷川神社、八雲神社、神明社、日枝神社の六社を地区の
中程にある長源寺所有の山林を買受けて神社敷地として、もとの社殿の
一部を移築して、社号も新たに「安松神社」と定めてお祀りしました。





参道は、上りと下りに分かれています。





参道を上がりきると鳥居をくぐり神殿の前にでます。





この安松神社が、南回り最初のチェックポイントです。





続々と到着してきます。






ここで、担当の役員さんから「チェック」を受けます。










社殿は昭和26年(1951)に火災により消失しました。
以後、昭和46年3月に現在の新社殿が出来るまでは
松井小学校の奉安殿を借用していたそうです。





お賽銭をあげて「優勝祈願」をするチーム。





折角ですから、記念写真も撮りましょう。









安松神社をあとに、東川に向います。





風もなく絶好のウォーキング日和になりました。











色とりどりの菊が目を楽しませてくれます。





旧浦所街道を渡り真っ直ぐ東川に向います。





東川沿いの木々の葉も大分散っています。








ここは、牛沼小学校の北門です。
咲いているのは、寒桜だそうです。





柿もたわわに実をつけています。





「北回り」の皆さんと出会いました。





真言宗 「牛沼山長榮寺」













門を入るとすぐ左手にあります。


この墓碑は明和年間(1764〜1772)のもので、約236年前のものだそうです。








右手には、大きな釣鐘と閻魔堂があります。



「閻魔堂」



牛沼の長榮寺の阿弥陀三尊は、もと牛沼柳原の浄土宗厳浄寺の
本尊でしたが、その厳浄寺が明治初年(1868)に廃寺となったため
閻魔像とともに長榮寺に移されたそうです。




堂々たる「閻魔さま」(ガラス越しの写真です)
閻魔堂を覘いて見てください。





「牛沼山長榮寺新築記念碑」によりますと現在の本堂は
昭和63年(1988)12月11日に落慶式が行われたと記録されています。






長榮寺をあとに東川を渡り、神明神社に向います。




要所要所に通行安全のため大会役員さんが配備されています。
気苦労の多いお役目ご苦労さまです。









「牛沼市民の森」を左に見ながら・・



この左手が神明神社です。
今回は境内に入りませんが機会があったら立寄って見たい所です。





「神明神社」神明さま
石棒がご神体といわれる神明さま




この牛沼の地は、昔は「うしのぬま」とか「漆ノ間村」と呼ばれたとの
記録がありますが、もとは所沢村の内で享保9年(1724)に分村して
「所沢村枝郷牛沼分」と称したといわれ天保郷帳には「牛沼新田」と
記されているそうです。




また、口碑によると親村の「所沢神明社」(所沢市宮本町)より分社した
ものと云われ、ご神体として祀られている「石棒」は分村し鎮守様を
祀るにあたり、ご本社より持ってきたものと伝えられているそうです。
古記録には「直径八寸、総丈六尺位中程にて折れる」と記され、
現在もご神宝として本殿内に納められているそうです。




神殿の創立の時期を示す古文書はないそうですが、現在の建物は
昭和63年(1988)4月16日に本殿並びに付属各宮、神楽殿等の
落成式が行われたと「神明社新築記念碑」に記されています。






コースは浦所街道に出て「東新井町」の交差点を通り航空公園を
道路の向こうにみながら「熊野神社」に向います。













紅葉したケヤキ並木が続きます。






「熊野神社」に向う途中に「弓道場」があり、
いつも愛好者で賑わっています。





大きなイチョウの木があり、数日前まで銀杏を拾う人を見かけました。




「熊野神社」
言い伝えでは「安閑天皇」(西暦535年頃)の世に創られたと
云われるが、その裏づけはなく通称「鎮守様」、「産土様」または
「オクマンサマ」等といわれ地域の信仰の中心となっています。




現在の社殿は昭和41年(1966)4月に竣工したものですが、境内には
元禄年間(1688〜1704)に造られた旧本殿が保存されています。


熊野神社の旧「本殿」(ガラス越しの写真です)










熊野神社を出て東川沿いに木漏れ日を浴びながら松井橋にむかいます。














松井橋を右折して「医療センター入口」交差点を左折すると
いよいよゴールまで一直線です。











向こうに見える「歩道橋」の先がゴールです。




あと一息です。











ここを曲がれば、いよいよゴールです。










ゴールでは「記録係」の役員さんが待ち受けています。






無事にゴールの手続きを済ませました。





各チームの集計が行われています。




これより「表彰式」です。
開封された「隠し時間は1時間50分」でした。




優勝は昨年同様「Aブロック」です。






準優勝は西武秋津自治会のCブロックです。







優勝旗は今年もAブロックに授与されました。






準優勝の西武秋津自治会には「盾」と数々の景品が授与されました。





K副館長による閉会の挨拶があり
無事、今年のウォークラリー大会が終了しました。





「よかったね」、「楽しかったね!」の声をたくさん聞きました。
次回も是非参加しましょうね。



最後に皆さんで、たくさんの景品と一緒に記念写真を撮りました。



西武秋津自治会に授与された「準優勝の盾」です。





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